解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
香り
サブカテゴリ
メーカー
中野製薬ブランド名
enu(エヌ)容量
600ml参考価格
6292円1mlあたり
10.5円JANコード
4989793945957ASIN
B0FH6M79BY発売日
2025-07-04KaisekiID
10922全成分
解析チームです。中野製薬といえば、創業1932年の老舗メーカーで「医薬品の品質を生活用品に応用」というコンセプトを掲げています。今回のenuシャンプーMDは2025年4月発売の新製品。市場では「中性~弱アルカリ性シャンプー」のトレンドに合わせた処方ながら、注目成分の配合バランスにメーカーの独自性が垣間見えます。ただ、現時点では販売開始間もないため、口コミ数0件、ECランキングも未記録…果たして実力は?
解析ドットコムでの総合順位1143位/3036商品、満点5点中2.8点の評価。洗浄剤の品質(3.8点)と安全性(4点)は業界平均を上回るものの、コストパフォーマンス(2.87点)や頭皮ケア(2.3点)はやや低調です。41種の配合成分で構成され、アミノ酸系・石鹸系・両性界面活性剤を組み合わせた「中性寄りの洗浄性」が特徴。類似製品と比較して、洗浄力2.9点 vs 業界平均2.5点と中程度ながら、泡立ちや使いやすさのバランスに強みがあります。
ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム
ベビーシャンプーにも使われるアミノ酸系洗浄剤。研究によると、pH5.5~6.5で最適な洗浄性と低刺激性を発揮(*1)。泡質の安定性も高く、アミノ酸系の中では屈指の実績あり。
ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA液
酸性アミノ酸系でソフトな洗浄性が特徴。ただし、泡立ちの弱さ(評価2.1/5)は他の界面活性剤との併用必須。エモリエント効果により、乾燥肌への刺激軽減に寄与。
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液(コカミドプロピルベタイン)
両性界面活性剤として、粘度調整と泡質改善の役割を担う。コンディショニング効果で洗い上がりの滑りを向上させるが、単独では洗浄力不足。
β-ラウリルアミノプロピオン酸Na
アミノ酸型ながら、pH7以上で石鹸に近い洗浄性を発揮。ただし、酸性域では効果が低下するため、配合バランスが重要。
ヤシ油脂肪酸アシルグリシンK液(ココイルグリシンK)
アルカリ性域(pH8~9)で強力な洗浄力を発揮。石鹸と同様の「つっぱる感覚」が特徴で、油性肌向けの洗浄性強化成分として配合。
メリット:
・肌刺激が少ない処方(安全性4点)
・洗浄力と泡立ちのバランスが良好
・アミノ酸・石鹸・両性界面活性剤の複合処方で汎用性あり
デメリット:
・コストパフォーマンスは平均的(2.87点)
・頭皮ケアや補修効果は控えめ(2.3点)
・pH依存型成分が多く、使用水の硬度に影響されやすい
競合品と比較すると、洗浄剤の品質は3.8点で上位30%に位置づくものの、保湿成分(PCA-Naやアミノ酸類)の配合量が控えめで、乾燥肌対策はやや弱い印象です。
このシャンプーは「刺激が少なく、ほどほどの洗浄力」を求める方に最適。敏感肌や環境に優しい製品を探している方には◎、ただしコストパフォーマンス重視の方には△。使いやすさと安全性を重視するなら、試す価値あり!
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。