Ingredient Analysis

β-ラウリルアミノプロピオン酸Na

アニオン界面活性剤 7件の商品に配合 ID: 86944
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+30

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名β-ラウリルアミノプロピオン酸Na
慣用名・別名ラウラミノプロピオン酸Na
INCI名Sodium Lauraminopropionate
化学式C15H30NNaO2
分子量247.36 Da
由来合成
推奨配合濃度2〜10%
適正pH域3.5〜7.0
EWGスコア3/10
コメドジェニック度2/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +40
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +30
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

ラウリルアミンとアクリル酸エチルから合成されるアミノ酸型両性界面活性剤(アニオン型)。低刺激・高起泡性・コンディショニング効果を兼ね備え、シャンプーや洗顔料の主剤・助剤として広く使用される。増粘作用も持ち、カチオンポリマーとの相溶性が高い点も特徴。

β-ラウリルアミノプロピオン酸Naの解析

β-ラウリルアミノプロピオン酸Na(ラウラミノプロピオン酸Na)は、ラウリルアミンとアクリル酸エチルを反応させ、水酸化ナトリウム水溶液で加水分解することで得られるアミノ酸型界面活性剤(アニオン性)。INCI名ではSodium Lauraminopropionateと表記される。分子内にアミノ基とカルボン酸基を持つため、両性的な性質を示すが、通常pHでは主にアニオン性として機能する。

最大の特徴は低刺激性と高い泡立ち性能の両立である。皮膚や粘膜に対する刺激が少なく、敏感肌向けシャンプーや低刺激処方の洗顔料に適している。起泡性が優れており、クリーミーできめ細かい泡を形成することで、使用時のハンドリング・使い心地を大きく向上させる。

また、コンディショニング効果増粘作用を併せ持ち、シャンプー単体でリンス不要のような軽いなめらかさをもたらす。ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチンなどのカチオンポリマーを安定配合するための相溶化剤的役割を果たす点でも処方設計上の価値が高い。毛髪への帯電防止効果も期待でき、仕上がりのまとまりに寄与する。

天然系ラウリルアミンを出発原料とするため、合成系スルホン酸型洗浄剤と比べて環境負荷が比較的低いとされる。ただし生分解性や環境影響の詳細データは限られており、過度な高評価は避けるべきである。使用濃度はシャンプーで通常1〜5%程度。EWGスコアは比較的良好で、現時点でEU規制上の重大懸念成分には該当しない。

相性の良い成分

カチオンポリマー グアーガムなどの増粘剤 コンディショニングオイル

相性の悪い成分・混合注意

陰イオン界面活性剤との過剰併用 強酸性成分