解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
IVANKA(イヴァンカ)ブランド名
イヴァンカ容量
1000ml参考価格
9720円1mlあたり
9.7円KaisekiID
5026全成分
良くも悪くもベビーソープ並みにマイルドです。
基本的には質の高いベビーソープと言えますが、洗浄力はかなり控えめで、ただし泡立ちはそこそこ良い、というような特徴を持つことになるでしょう。
ベースのココアンホ酢酸ナトリウム(アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン)はベビーソープの洗浄剤としておなじみの成分で、大変刺激が低い界面活性剤として知られています。
β-ラウリルアミノプロピオン酸Na、PCAイソステアリン酸POEグリセリルが粘度や泡立ちを増強させ、使用感の面で物足りなさを感じさせないような工夫がなされていますね。
N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-アルギニンエチルはアミノ酸系カチオン界面活性剤というジャンルで、抗菌作用のほか優れた潤滑性を付与することができます。
増粘作用や品質安定に寄与する成分としては、PPG-2コカミドも同じような働きをします。
このように、ベースはベビーソープ級の優しさ、そして使用感はよくあるボディソープのようにしっかり泡立ち、泡持ちも最後までしっかり持続させ、快適に使えるような工夫がされています。
ちなみに、オレンジ油の配合があるので、洗浄力が低すぎると言うような不安はこの成分がクレンジング力をアップさせることで幾分解除されていると言えるかもしれません。
そもそもボディソープは、皮脂の多い頭皮などと比べてさほどクレンジング力を必要とせず、どちらかといえば肌を乾燥させない程度のマイルドさは持ち合わせてほしいものです。
そういった観点では、イヴァンカボディソープのように適度な洗浄力と、快適な使用感で構成される設計は案外理想的と言える部分があると思いますね。
このぐらいの洗浄力なら肌の乾燥を心配する必要があまりなく、逆にボタンエキスやグリシンなどの成分によってスキンコンディショニング作用を期待することさえできます。
さすがに石鹸並みのさっぱり感というのは期待できませんが、そもそも接近がクレンジングのしすぎだったり、アルカリ性で肌と相性が悪いという前提があるので、むしろこっちのほうが理想的なのだと考えを改めてみるのも一考かもしれません。
お肌にとって負担が少ないという点では大変喜ばしいボディソープではないかと考えます。
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