Ingredient Analysis

N-ヤシ油脂肪酸アシル-DL-アラニントリエタノールアミン液

アニオン界面活性剤 6件の商品に配合 ID: 87370
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+30

安全性
+20

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名N-ヤシ油脂肪酸アシル-DL-アラニントリエタノールアミン液
医薬部外品名N-ヤシ油脂肪酸アシル-DL-アラニントリエタノールアミン液
慣用名・別名ココイルアラニンTEA、ラウロイルアラニンTEA、ヤシ油脂肪酸アシルDL-アラニンTEA液
INCI名TEA-Cocoyl Alaninate
化学式C13H26NO3·C6H15NO3(主成分:ラウロイルアラニンTEA塩)
分子量約465 Da
由来植物性,合成
推奨配合濃度2〜10%
適正pH域4.0〜7.0
EWGスコア3/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 ○ +40
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 ○ +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 ○ +30
肌・頭皮への安全性
補修力 △ +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 ○ +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 ○ +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 △ +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 ○ +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 ○ +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヤシ油由来脂肪酸とアミノ酸アラニンのTEA塩型アニオン界面活性剤(ココイルアラニンTEA)。アミノ酸系洗浄剤の中では洗浄力・起泡力が高く、弱酸性下での安定性に優れる。コンディショニング効果も持ち、カチオン化ポリマーとの併用で潤滑性が向上。硬水中でも性能が安定しており、透明製品にも適する。

N-ヤシ油脂肪酸アシル-DL-アラニントリエタノールアミン液の解析

さっぱりと洗えるアミノ酸系洗浄剤

ヤシ油由来脂肪酸とアミノ酸アラニンを縮合させたTEA(トリエタノールアミン)塩型のアニオン界面活性剤( INCI名:TEA-Cocoyl Alaninate)です。アミノ酸系洗浄剤の中では相対的に洗浄力・起泡力が高く、さっぱりとした洗い上がりが特徴です。単体での起泡力は中程度ですが、両性界面活性剤(コカミドプロピルベタインなど)との組み合わせで顕著な増粘・泡立ち向上効果を発揮します。

弱酸性下での卓越した安定性

pH5〜7の弱酸性域で最もよいパフォーマンスを示し、肌や頭皮のpHに近い処方設計との相性が抜群です。ミネラル分が多い硬水中でも洗浄力・起泡力が低下しにくいため、幅広い地域・水質環境で安定した使用感を実現できます。

コンディショニング効果と透明仕上げ

カチオン化ポリマーとの併用により優れた潤滑性とコンディショニング効果が引き出され、洗い上がりのなめらかさが高まります。アラニン系洗浄剤は透明〜半透明の製品設計に適しており、高品質感のある外観を実現できる点も処方上のメリットです。

安全性と使用上の注意

アニオン界面活性剤の中では皮膚刺激が比較的低く、適切に処方された製品では敏感肌でも使用しやすい部類に属します。ただし、脱脂力の高い他の洗浄剤(ラウレス硫酸塩など)と組み合わせた場合や、中性〜弱アルカリ性処方の場合は過度の脱脂につながる可能性があります。配合処方全体のバランスが仕上がりを大きく左右するため注意が必要です。

使用感の良さと日本市場での評価

べたつかずさっぱりした洗い上がりは日本人の好みに合致しており、医薬部外品承認成分としても広く採用されています。洗浄力・コンディショニング・使用感のバランスが優れた、アミノ酸系洗浄剤の代表格のひとつです。

相性の良い成分

カチオン化ポリマー グアーガム キサンタンガム

相性の悪い成分・混合注意

陽イオン界面活性剤 多価金属塩