カテゴリ:シャンプー
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
メーカー
エコストアジャパンブランド
ecostore(エコストア)容量
600ml参考価格
1760円1ml単価
2.9円JAN
9420015017953ASIN
B0FN7WGG2Z発売日
2025年9月2日ID
11781製造国
ニュージーランドシリーズ名
モイスト対象の髪タイプ
乾燥毛・パサつき・うねり向け詰め替え
あり公式サイト
公式サイトを見る商品説明
ecostore(エコストア) シャンプー モイスト オレンジ&ジンシャーの香りエコストアジャパン
■ 総合2.24点|洗浄成分不在がスコア全体を引き下げた

シャンプー内の順位
2,505個中2,300位
上位 92%(下位グループ)
安全性の判定
注意が必要な成分 4つ(EWG3以上: ステアリルアルコール(3)、デヒドロ酢酸(3)、ベヘントリモニウムメトサルフェート(4))
解析チームです。今回は『ecostore(エコストア) シャンプー モイスト オレンジ&ジンシャーの香り』を見ていきます。
成分表に洗浄成分(アニオン界面活性剤)が見当たらず、コンディショニング剤と油分が主体の処方です。気になるのは「シャンプーとして頭皮の汚れをしっかり落とせるのか」という点です。答えは成分表にあります。
洗浄力は要注意レベルで、実態はコンディショナーに近い処方です。総合点2.24点(平均3.0点)は全13成分の中に洗浄成分が存在しないことを反映しており、洗浄力0.6点は全評価項目で最も低い数値です。
この商品を特徴づける成分は、保湿・コンディショニング・エモリエントの3系統です。
成分表の2番目に位置し、推奨配合量(3〜10%)の上限に近い量が入っている可能性があります。水分子を吸い寄せて角質層にとどめるヒュメクタント(吸水型保湿)として機能し、50年超の使用実績と極めて高い安全性を持ちます。ベタイン(サトウダイコン由来の天然保湿成分)と組み合わせると保湿の持続効果が高まる相乗関係があり、この2成分が保湿力2.9点(全評価項目中の最高値)の主な支えになっています。
ナタネ油由来のカチオン(プラス電荷)界面活性剤で、マイナスに帯電した髪の表面に静電的に吸着し、帯電防止と指通りの改善をもたらします。通常はコンディショナーに配合される成分ですが、この製品では6番目と上位に位置しており、処方の骨格を担っています。セテアリルアルコール(乳化安定剤)との組み合わせでエマルションの安定性と髪への吸着力が同時に高まる相乗効果があり、クリーミーなテクスチャーの源になっています。
ホホバ種子から得られる液体ワックスで、人の皮脂に似た成分構造を持ちます。髪の表面を薄く覆うエモリエント(油分で包んで柔らかくする)効果を発揮し、水分の蒸発を抑えながらパサつく毛先に柔軟性を与えます。4番目に配合されているアーモンド油と組み合わせることで油分の補完効果が高まり、乾燥毛へのなじみはさらに良好になります。生分解性0.90と高い数値を示しており、環境負荷の低さもこのブランドらしい選択といえます。
以下の3成分に注意が必要です。
保湿力と洗浄力の差が、この製品の性格を端的に表しています。
保湿力2.9点は全評価項目中で最も高い数値です。グリセリンが成分表2番目に位置し、ベタイン・ホホバ種子油・アーモンド油が続く構成で、保湿と油分の成分が処方の中心を占めています。「乾燥毛・パサつき向け」というブランドの訴求が処方に正直に反映されています。
ただし2.9点は平均3.0点をわずかに下回る水準です。全項目中では最高値であるものの、保湿特化のトリートメントと比べると物足りなさが残ります。
洗浄力0.6点の原因は明確で、ラウリル硫酸Naやコカミドプロピルベタイン(アミノ酸系洗浄成分)といったアニオン界面活性剤(泡立てて汚れを落とす成分)が成分表に一切見当たりません。前書きで提起した「シャンプーとして頭皮の汚れを落とせるのか」への答えは、「洗浄力はほぼ期待できない」です。
処方の実態はコンディショナーに近く、頭皮の皮脂除去を目的とした使い方には大幅に不足する設計です。ベヘントリモニウムメトサルフェートが処方上位に入っている点が、この製品がコンディショニング主体であることの根拠ともいえます。
一言で言うと、コンディショナー寄りの保湿処方です。洗浄力より保湿とエモリエント(油分による被膜)を優先した設計であるため、通常のシャンプーで洗浄した後にコンディショナー代わりとして使うか、洗浄力を別途補う組み合わせが現実的な使い方です。
効果を引き出すコツは、毛先を中心に塗布することです。ホホバ種子油やアーモンド油などの油分成分は表面を覆う形で働くため、ダメージを受けやすい毛先に集中させると手触りの変化が感じやすくなります。
余談ですが、エコストアのブランド情報によると、この製品はニュージーランド製造で成分の生分解性を重視した処方設計が基本方針となっています。洗浄力を求めて手に取ると期待と実態がかみ合わないため、保湿・エモリエント目的に絞って使うのが、この商品を活かす近道です。
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