解析結果

ミルボン プラーミア バランシングスカルプソープ

カテゴリ:シャンプー

ミルボン プラーミア バランシングスカルプソープ
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総合ランク

2325個中 0

総合点

2.46
2.46

1mlあたり

3.6
コスパ
2.4

カテゴリ内順位

84%以内
1,941位 / 2,323製品中
上位
ミルボン プラーミア バランシングスカルプソープ解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 2506 Amazonランク

@cosme 5.5 口コミ 7件

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

CMR発がん性・EU規制の成分が検出されました(2件)

個人差要因皮膚感作性1件・経皮吸収18件

リスクスコア 15/100 | ! フラグ成分 2 | EWG 14件評価済み
CMR N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩
EU規制 安息香酸塩
EWG 3+ POEスルホコハク酸ラウリル2Na液(6)、POEラウリルエーテル酢酸Na(4)、カンゾウ葉エキス(3)、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液(3)、塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース(3)、安息香酸塩(3)、水酸化Na(3)、無水エタノール(3)
リスクスコア
15 / 100
解析安全性値
2.2 / 5
EWG スコア
平均 2.5 最高 6
フラグ成分の詳細(2件)
CMR EU 発がん性・変異原性・生殖毒性
N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
安息香酸塩
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 1件
N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
81%
易分解性
経皮吸収リスク
32%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 20
植物エキス 4
コスパ
2.4
安全性
3.5
素材の品質
2.0
洗浄剤の品質
3.3
洗浄力
2.5
髪補修力
1.6
育毛力
1.7
使用感の良さ
2.7
エイジングケア
2.1
ホワイトニング
2.6
保湿効果
2.5
スキンケア力
0.9
環境配慮
3.1
浸透力
2.2
即効性
2.2
持続性
2.0
ツヤ感
2.2
サラサラ感
2.8
優れた素材 0
注意素材 0
香り ミスティフローラル

メーカー

ミルボン

ブランド

ミルボン(MILBON)

容量

1000ml

参考価格

3560円

1ml単価

3.6円

JAN

4954835112970

ASIN

B00I2M9ILA

発売日

2013

ID

11792

製造国

日本

シリーズ名

プラーミア バランシングスカルプ

対象の髪タイプ

頭皮の乾燥・かゆみ・フケ向け

詰め替え

あり

公式サイト

公式サイトを見る
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ANALYZEDミルボン プラーミア バランシングスカルプソープの解説

乾燥頭皮向けと書いてあっても、EWGスコア6の洗浄成分は変わらない

解析チームです。「頭皮の乾燥・かゆみ・フケ向け」と銘打たれたスカルプシャンプーですが、成分構成を精査すると、その訴求と数値の間に見過ごせないギャップが存在します。1000ml・3560円という業務用サイズの価格設定も含め、冷静に読み解きます。

概要

総合点2.46点は解析ドットコム平均(3.0点)を0.54点下回る「要注意」水準。特に際立つのが、スカルプケア力0.9点と髪補修力1.6点という2項目の低さです。スカルプケアを主訴求する製品でスカルプケア力がここまで低いのは、処方と訴求の乖離として直接的に問題視すべきポイントです。

一方で洗浄剤の品質は3.3点と「標準的」な水準を確保しており、主洗浄成分の組み合わせ自体に極端な問題があるわけではありません。全体的な安全性2.2点・配合成分レベル2.0点という評価も、環境・安全性データの一部が引き下げ要因になっています。保湿力2.5点・使用感2.7点はこの中では相対的にマシな項目ですが、いずれも平均以下。育毛効果は1.7点と「要注意」水準で、専用育毛シャンプーと比べると機能的根拠が薄い処方です。

安全性の内訳 ─ EWGスコア分布(スコア登録済み14成分)
低リスク(1-2)
6成分
中リスク(3-6)
8成分
⚑ EWG6:POEスルホコハク酸ラウリル2Na ⚑ EU Annex III:安息香酸塩 ⚑ GHS感作性1B:N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩
処方の設計図 ─ 成分ロール分類(全20成分)
洗浄系 3成分
POEスルホ
POEラウリル
ベタイン
保湿系 3成分
グリセリン
BG
海藻エキス
植物エキス 3成分
黒豆エキス
RJエキス
カンゾウ葉
コンディショニング・増粘 3成分
PQ-10
ジメチルアクリル
PEG共重合体
pH調整・防腐・その他 5成分+水
クエン酸
水酸化Na
安息香酸塩
EtOH
香料
※ バーの幅は視覚的イメージ。実配合量は非公開。

注目成分

POEスルホコハク酸ラウリル2Na液(アニオン洗浄剤)

本製品の主洗浄成分のひとつで、EWGスコア6は今処方の中で最高値。スルホコハク酸系の中でもPOE鎖を持つことで単純なスルホコハク酸2Naよりやや低刺激とされますが、CIR(米国化粧品成分審査委員会)の評価は「Safe with Qualifications(条件付き安全)」に留まります。頭皮の乾燥・かゆみを訴求するスカルプ向け製品のメイン洗浄成分としては、刺激ポテンシャルの観点でミスマッチが生じやすい組み合わせです。スカルプケア力0.9点という数値は、この洗浄剤の選定が大きく影響していると見られます。

N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩(カチオン性ポリマー原料)

GHS感作性1B物質に分類される成分で、データ上注意が必要な項目です。コンディショニングポリマーの原料として配合されていますが、アニオン性ポリマーとの混合で沈殿を生成するリスクも指摘されており、処方安定性の観点からも扱いが難しい成分です。経皮吸収リスクは0.60とこの処方内では高い水準に位置します。

加水分解黒豆エキス(植物性エキス)

黒豆を加水分解して得られるイソフラボン・アントシアニン・アミノ酸の複合素材。EWGスコア1(最安全域)で、生分解性0.95と環境負荷も低い成分です。余談ですが、2019年に日本農業研究機構が発表した研究によると、黒豆由来アントシアニンには酸化ストレス軽減効果が確認されており、頭皮環境の維持に一定の理論的根拠があります。ただし配合順を見ると先頭に位置しているものの、加水分解エキスの実際の配合量はごく少量のケースが多く、機能成分としての実効性は限定的と見るのが妥当です。

グリセリン × BG(保湿デュオ)

グリセリン(EWG:1)とBG(EWG:1)はこの処方内で唯一確認できる相乗効果の組み合わせです。グリセリンの三価アルコール構造による吸湿・保水機能にBGの保湿補助・防腐補助が加わり、保湿力2.5点の下支えをしています。ただし両成分ともシャンプーのリンスオフ製品では洗い流されるため、「使用後の持続的な潤い」への寄与は留置型の製品に比べて限定的です。BG単体では経皮吸収リスク0.60と高め。この数値は「有効成分の浸透キャリアとしての機能」を示唆しますが、本製品で強力な有効成分が配合されているわけではありません。

安息香酸塩(防腐剤)

食品添加物としての使用実績がある酸性域防腐剤で、EUはAnnex III(使用制限成分)に指定しています。推奨配合量0.1〜1.0%の範囲内での使用であれば安全性は確保されますが、頭皮の敏感化が懸念される乾燥・かゆみ向け製品の防腐剤として選択されている点は、一部の使用者にとってリスク要因となりえます。クエン酸との拮抗に注意が必要な成分でもあります。

メリット・デメリット

メリット

  • 生分解性0.81(18成分平均):易分解性クラスに入る処方で、環境負荷の低さは同価格帯のスカルプシャンプーとして評価できるポイント。マイクロプラスチック成分は該当なし。
  • 洗浄剤の品質3.3点(標準的):ラウリン酸アミドプロピルベタイン(EWG:3)が両性成分として主洗浄剤の刺激を一定程度緩和する役割を担い、泡質・使用感の下支えに貢献。
  • グリセリン×BG相乗効果:唯一の保湿シナジー。洗髪中の感触面では保湿感として体感される可能性あり。
  • 国内製造・1000ml大容量:サロン向けとしての品質管理は信頼できる背景。

デメリット・注意点

  • スカルプケア訴求と0.9点の矛盾:「頭皮の乾燥・かゆみ・フケ向け」と謳いながら、スカルプケア力スコアが解析対象中で突出して低い。
  • 無水エタノール(EWG:3)の経皮吸収リスク0.90:今処方で最も高い経皮吸収リスク値。乾燥・かゆみ頭皮は皮脂バリアが弱化していることが多く、エタノールによる脂質バリア破壊が起きやすい状態にあります。
  • GHS感作性1B成分の混入:N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩は感作性物質として分類。敏感頭皮向けのポジショニングと本質的に相性が悪い。
  • 安息香酸塩のEU制限指定:防腐剤の安全マージンが他成分と比較してやや狭い。
  • コスパ2.4点:3560円/1000mlで成分内容に対する費用対効果は「要注意」圏。

まとめ

一言で言うと

「スカルプケア」の看板と処方の実態が、最も乖離しているシャンプーのひとつ。

頭皮の乾燥・かゆみ・フケに特化した製品として市場に出ていますが、メイン洗浄成分のEWGスコア6・GHS感作性1B成分の配合・無水エタノールの経皮吸収リスク0.90という三点セットは、敏感・乾燥頭皮向けとしてはむしろリスク要因が重なっています。生分解性0.81という環境優位性と、グリセリン×BGの保湿シナジーは処方上のプラスですが、それだけでは総合点2.46点の水準を覆すには至りません。

使用シーン別推奨度:

  • 頭皮の乾燥・かゆみ・フケが気になる方:推奨しにくい。スカルプケア力0.9点という数値を踏まえると、訴求と処方が一致したシャンプーを選ぶほうが合理的です。
  • サロン・業務用として大容量を求める方:1000mlの大容量は利点ですが、成分品質2.0点・安全性2.2点を踏まえると費用対効果の観点で再検討を推奨します。
  • 環境負荷を気にしながら普通のシャンプーを探している方:生分解性の高さは本製品の数少ない強みですが、それだけに特化した訴求製品ではないため、正直なところ優先順位は低めです。

@cosmeスコアは5.5/7.0とユーザー評価が解析評価より高い傾向があり、「使用感の滑らかさ」や「泡立ち」に対するポジティブな印象が評価を下支えしているものと推測されます。一方、成分構成の詳細に踏み込むと、スカルプケア機能への期待に対しては科学的根拠が薄く、口コミ評価との乖離が生じている可能性があります。

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