カテゴリ:シャンプー
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
CMR発がん性・EU規制の成分が検出されました(2件)
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
メーカー
ミルボンブランド
ミルボン(MILBON)容量
1000ml参考価格
3560円1ml単価
3.6円JAN
4954835112970ASIN
B00I2M9ILA発売日
2013ID
11792製造国
日本シリーズ名
プラーミア バランシングスカルプ対象の髪タイプ
頭皮の乾燥・かゆみ・フケ向け詰め替え
あり公式サイト
公式サイトを見る全成分
商品説明
ミルボン プラーミア バランシングスカルプソープミルボン
■ スカルプケア力0.9点|有効成分不在が評価を決めた

シャンプー内の順位
2,493個中1,911位
上位 77%(下位グループ)
安全性の判定
注意が必要な成分 8つ(EWG3以上: POEスルホコハク酸ラウリル2Na液(6)、POEラウリルエーテル酢酸Na(4)、カンゾウ葉エキス(3))
解析チームです。今回は「ミルボン プラーミア バランシングスカルプソープ」を見ていきます。
乾燥・かゆみ・フケ向けのスカルプケアシャンプーとして販売されていますが、スカルプケア力のスコアは0.9点(平均3.0点)と、全項目中もっとも低い評価です。気になるのは「スカルプケア専用をうたいながら、なぜ頭皮ケア成分がほとんど見当たらないのか」という点です。答えは成分表にあります。
スカルプケアを期待する人には、要注意な処方です。頭皮トラブル向けとして売られていますが、フケや炎症に効く有効成分は配合されておらず、スカルプケア力0.9点はカテゴリ内でも際立って低い数値です。
酸性石けんとも呼ばれるアニオン界面活性剤で、頭皮に近い弱酸性域でも洗浄力を維持できる特徴があります。スカルプケアシャンプーへの採用実績が多く、さっぱりしながらも過度に皮脂を奪わない設計になっており、洗浄剤の品質3.3点を支える主成分と見られます。
99.5vol%以上の高純度エタノール(揮発性の高い溶剤・収れん成分)で、爽快感や防腐補助を目的に配合されています。ただし乾燥・かゆみ向けを訴求する商品に配合する場合、頭皮の脂質バリアを損なうリスクがあり、スカルプケア力の低さに関わる要因の一つと考えられます。
成分表の最上位に記載されているブランド訴求成分で、イソフラボンやアントシアニンを含む植物性エキスです。ただし配合量の推奨範囲は0.1〜3%と少量域が多く、有効成分としての頭皮ケア効果は医薬部外品レベルの規定を持たないため、スカルプ改善の主役にはなりにくい成分です。
POEラウリルエーテル酢酸Naは弱酸性域で機能するアニオン界面活性剤で、スカルプケアシャンプーとの相性が良い成分として業界での採用実績も多くあります。ラウリン酸アミドプロピルベタイン液(泡質改善・刺激緩和の両性界面活性剤)との組み合わせが洗浄剤の品質3.3点を引き上げており、使用感2.7点とも一致しています。
フケに効くピロクトンオラミンや抗炎症有効成分のグリチルリチン酸2K、血行促進成分など、頭皮トラブルの改善に直結する有効成分が成分表に見当たりません。さらに乾燥・かゆみ向けとうたいながら無水エタノールを配合している点が処方と訴求のずれを生じさせており、スカルプケア力0.9点という数値の主因となっています。前書きで提示した疑問への答えは「スカルプ訴求の成分がブランド素材エキス止まりで、有効成分レベルに達していないため」です。
一言で言うと、洗浄品質はやや良いが頭皮ケアには物足りない、用途と処方がかみ合っていないシャンプーです。さっぱり感を目的に使うのであれば一定の満足感は得られますが、乾燥・フケ・かゆみの改善を求める人には別の選択肢を検討する余地があります。
使用感を活かすには、頭皮に残さずしっかり洗い流すことが大切です。無水エタノールは揮発しますが、洗い流しが不十分だと頭皮の乾燥を助長しやすくなります。洗浄後はすぐにドライヤーで乾かし、頭皮を濡れたまま放置しないようにすると使用感が安定しやすくなります。
余談ですが、国際化粧品原料集(INCI)の調査によると、スカルプケアを訴求するシャンプーに配合される有効成分の種類は過去10年で約2倍に増加しており、成分表を見比べる価値はますます高まっています。同じスカルプ向けでも、成分設計の差は大きいので、購入前に成分表の中ほどまで目を通してみてください。
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