解析結果

ミルボン ジェミールフラン トリートメント ジューシー×グロッシー

カテゴリ:トリートメント

販売開始から 11年0ヵ月0日(4018日)
ミルボン ジェミールフラン トリートメント ジューシー×グロッシー
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総合ランク

1894個中 793

総合点

3.41
3.41

1mlあたり

9.6
コスパ
2.9

口コミの評価

3.3
口コミ数 271件
3.3

カテゴリ内順位

42%以内
799位 / 1,894製品中
上位
ミルボン ジェミールフラン トリートメント ジューシー×グロッシー解析チャート

DATA口コミによる評価

AliExpress Japan

DATAクチコミサイトの評価

LIPS 4.2点

SAFETY成分安全性リスク

低リスク 3 / 100 フラグ成分 1 件
低リスク要注意高リスク
フラグ成分の詳細(1件)
CMR EU 発がん性・変異原性・生殖毒性
BHT
EWG 平均 3.3 最高 7 / 10(22件評価済み)
スコア3以上:AMP(3)、BHT(7)、EDTA-2Na(6)、アモジメチコン(3)、イソプロパノール(6)、エタノール(3)、シクロペンタシロキサン(4)、ジココジモニウムクロリド(4)、ジステアリルジモニウムクロリド(6)、ジメチコン(3)、ステアリルアルコール(3)、ステアリルトリモニウムブロミド(6)、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル(4)、ラウリルベタイン(3)
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。

ENV環境・安全性指標

皮膚感作性
GHS 1B 2件
ジココジモニウムクロリド・フェノキシエタノール
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
1件検出
BHT
生分解性
61%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
43%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数

29

植物エキスの数

0

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

2

注意が必要な素材

1

サブカテゴリ

総合

メーカー

ミルボン

ブランド

ミルボン(MILBON)

容量

180ml

参考価格

1720円

1ml単価

9.6円

JAN

4954835136068

ASIN

B00YX3MAKS

発売日

20200401

ECランク

5273位(総合ランキング)

口コミ数

271件

口コミの評価

4.4点

ID

10394

シリーズ名

ジェミールフラン(JEMILE FRAN)

対象の髪タイプ

うるおい・ツヤ感が欲しい髪向け

公式サイト

公式サイトを見る

使い方

シャンプー後、充分に水気をとり、毛先中心に適量を塗布し全体になじませます。その後、毛束をもみ込み、ぬるま湯ですすぎ流します。
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商品説明

ジェミールフランは忙しい女性の「楽してキレイ」を叶えるヘアケアブランド。ジューシーグロッシーは、水分と油分を同時に抱え込み毛髪へ補給できる保湿成分モイスチュアリピッド(ジステアリン酸ポリグリセリル-10)配合で、うるおいのあるまとまりとツヤ…
広告を含みます。

ANALYZEDミルボン ジェミールフラン トリートメント ジューシー×グロッシーの解説

γ-ドコサラクトンが「熱で補修」する、その仕組みとは

解析チームです。ミルボンの「ジェミールフラン トリートメント ジューシー×グロッシー」は2015年発売のロングセラー。271件の口コミを持つ実績品ですが、成分データを読み解くと使用感の高さと安全性スコアの乖離という、見逃せない構造が浮かび上がりました。

概要:使用感は優秀、ただし安全性には課題あり

解析スコアの全体像から整理します。総合点3.14点(平均3.0)は標準的な水準ですが、項目別に見ると評価が大きく二分されています。

解析スコア一覧

平均は3.0点(灰色の縦線)

使用感
3.7
配合成分レベル
3.3
総合点
3.14
コスパ
2.73
保湿力
2.7
全体的な安全性
2.7
髪補修力
2.6
エイジングケア力
2.5
スカルプケア力
0.8

各スコアは5点満点。バー長は最大値5点に対する割合。

注目すべき点が3つあります。使用感3.7点は平均比+23%で、この価格帯のトリートメントとして平均以上の仕上がりを実現しています。一方、安全性2.7点と髪補修力2.6点はやや物足りない水準。そしてスカルプケア力0.8点は要注意レベルで、頭皮への使用は想定外の処方設計と読み取れます。

配合成分数は29種と標準的。「うるおい・ツヤ感」に特化したコンセプト通り、機能を絞り込んだ処方と言えます。

注目成分:「共有結合」で攻める二枚看板の実力

全成分を読み解いたとき、処方の中心には共有結合による持続型補修という一貫した設計思想が見えます。コンディショナーありがちな「吸着コーティングで一時的に滑らかにするだけ」とは一線を画す成分が含まれている点は評価できます。

γ-ドコサラクトン(エルカラクトン)

日本精化が開発したナタネ由来のγ-ラクトン化合物で、毛髪アンチエイジング成分として業界内で広く採用されています。最大の特徴は熱活性化型の作用機序:ドライヤーやヘアアイロンの熱エネルギーを契機に、毛髪ケラチンのアミノ基(主にリシン残基)と共有結合を形成します。この結合はシャンプー洗浄後も維持されるため、一過性のコーティングではなく持続型の補修を実現します。本処方ではシクロペンタシロキサンとセバシン酸ジエチルが同時配合されており、γ-ドコサラクトンの効果発現パターンを最適化する組み合わせとなっています。継続使用によるうねり・広がりの改善を期待するなら、毎日のスタイリング熱を「補修のスイッチ」として活用できる成分です。

カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(羊毛)

ミルボン「エルジューダ」シリーズでも採用される先進ケラチン素材で、通常のケラチンタンパク質とは根本的に異なります。羊毛ケラチンをチオグリコール酸で還元後、非対称性のCMAD基を導入した「反応性ケラチン」です。CMAD基がダメージ毛のシステイン残基とSH/SS交換反応(混合ジスルフィド結合)を起こすことで、毛髪内部に共有結合的に定着。剛性率(ねじれ応力)の改善など力学的強度の回復に寄与します。γ-ドコサラクトンがキューティクル表面を整える一方、このケラチンが内部構造を補強するという二層補修のアプローチは処方設計の巧みさと言えます。

処方設計の巧みさ

γ-ドコサラクトン(外側・キューティクル整列)× カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(内側・ジスルフィド結合補強)の「表裏一体の共有結合補修」は、機能性素材を2つ同時配合した点でこの価格帯では特筆に値します。

クオタニウム-33

羊毛ラノリン由来のカチオン性界面活性剤で、18-MEA(18-メチルエイコサン酸)を豊富に含む点が差別化ポイントです。18-MEAは毛髪のキューティクル表面に本来存在する疎水性脂質で、カラーやパーマで失われやすい成分です。クオタニウム-33はこの疎水性バリアを分子レベルで模倣・補強し、表面の平滑性向上と水分蒸散抑制を実現します。前述のカルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチンとの組み合わせにより、補修効果の多層化が図られています。

ステアリルトリモニウムブロミド

EWGスコア6の第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤です(推奨配合量0.5〜3%)。ダメージ部位への選択的吸着とコンディショニング効果は認められる一方、EWGスコアが高めである点は安全性の評価を引き下げる要因の一つです。同様に、EDTA-2Na(EWG6)は品質安定化には必要な成分ですが、生分解性の低さと環境残留性が課題とされています。

BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)

本処方で最も注意が必要な成分です。EWGスコア7(5段階中最高リスク帯)、CMR分類2(変異原性・催奇性の疑い)が報告されており、CIR評価も「Safe with Qualifications(条件付き安全)」にとどまります。油脂酸化防止剤として製品安定性に寄与しますが、動物実験での脂肪組織への蓄積性・生態毒性も指摘されています。配合量は0.01〜0.1%と少量のため急性毒性リスクは限定的ですが、安全性スコア2.7点の主因のひとつです。また、ジステアリルジモニウムクロリド(EWG6・旧指定成分)も頭皮への直接接触は避けるべき成分として記録されています。

安全性チェック:本処方にはEWGスコア6以上の成分が複数含まれます。ステアリルトリモニウムブロミド(EWG6)・ジステアリルジモニウムクロリド(EWG6・旧指定成分)・EDTA-2Na(EWG6)・BHT(EWG7)の計4成分が該当し、安全性スコア2.7点の背景として認識しておく必要があります。

余談ですが、京都大学の研究グループによると、18-MEAの損傷と毛髪のきしみ・静電気の相関が確認されており、クオタニウム-33のような18-MEA補給型成分の処方的意義は化学的に裏付けられています。

メリット・デメリット

メリット

  • 使用感3.7点:この価格帯でトップクラスの仕上がり感
  • γ-ドコサラクトン×シクロペンタシロキサンの熱活性補修コンビが1720円に収まる
  • 反応性ケラチン(CMAD基)による洗い流し後も持続する内部補修
  • クオタニウム-33で18-MEA型疎水性バリアを補強→ツヤ・まとまりへの直接貢献
  • 口コミではカラー・パーマ毛への「指通り改善」を評価する声が多数

デメリット・注意点

  • BHT(EWG7)・旧指定成分ジステアリルジモニウムクロリド配合→安全性2.7点の要因
  • スカルプケア力0.8点:頭皮用途には完全に設計外
  • カチオン界面活性剤が複数種(ステアリルトリモニウムブロミド・ジステアリルジモニウムクロリド等)→過剰蓄積による重さのリスク
  • 保湿力2.7点:うるおいコンセプトを謳うわりに保湿スコアは平均以下
  • EDTA-2Na:生分解性が低く環境負荷が気になる層には不向き

拮抗・注意の組み合わせ

カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチンは還元剤(チオグリコール酸等)と強酸化剤に不安定です。パーマ施術直後や縮毛矯正直後の使用では、CMAD基の反応性が阻害される可能性があります。美容室施術後のタイミングには注意が必要です。

まとめ

一言で言うと

「ツヤ・まとまり特化のワンイシュー設計。成分の先進性と安全性スコアのギャップを理解して使うトリートメント」

γ-ドコサラクトンと反応性ケラチンという共有結合型補修の二枚看板は、この価格帯(1mlあたり約9.6円)で手に入る素材としては評価できます。しかし配合成分の安全性スコアが2.7点(やや物足りない)にとどまる背景には、BHT(EWG7)・旧指定成分・EWG6成分の複数配合があります。「即戦力の仕上がり感」を求めるユーザーには刺さる設計ですが、成分の安心感を最優先にするユーザーには別選択肢を検討する余地があります。

口コミ4.4点(271件)での「まとまる・ツヤが出る」という評価傾向は使用感スコア3.7点(平均以上)と整合しており、製品コンセプトと実感が一致している点は素直に評価できます。一方で「保湿力が高い」という期待は保湿スコア2.7点(やや物足りない)と乖離しており、うるおいの持続よりもツヤ・まとまりに強みが寄っています。

使用シーン別 推奨マップ

カラー・パーマ毛でツヤ・まとまりを求める人

反応性ケラチン+クオタニウム-33の18-MEA補給が実力を発揮。使用感3.7点を実感しやすいターゲット。

ドライヤー・アイロンを日常的に使うスタイリング派

γ-ドコサラクトンの熱活性型補修は、熱を使わないと十分機能しない。スタイリング熱を「補修のトリガー」にできる人向け。

スカルプケアや頭皮環境改善を求める人

スカルプケア力0.8点は要注意レベル。頭皮への直接使用を想定した処方ではなく、用途外となる。

成分安全性を最優先にするユーザー

BHT(EWG7)・旧指定成分・EDTA-2Naを気にする場合は、安全性スコアの高い代替品と比較検討を推奨。

余談ですが、International Journal of Cosmetic Scienceの研究によると、γ-ラクトン系化合物の毛髪ケラチンへの共有結合形成は、処理温度が60℃を超えると有意に促進されることが示されています。日常のドライヤー使用(約80〜120℃)がそのまま補修プロセスに転換できる点は、ルーティンへの組み込みやすさという意味で実用的な強みです。

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