解析結果

ミルボン ニゼル クリアサージュミルク

カテゴリ:スタイリング剤

ミルボン ニゼル クリアサージュミルク
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総合ランク

301個中 134

総合点

2.5
2.5

1mlあたり

11.3
コスパ
2.1

口コミの評価

2.5
口コミ数 1件
2.5

カテゴリ内順位

48%以内
144位 / 301製品中
上位
ミルボン ニゼル クリアサージュミルク解析チャート

DATA口コミによる評価

DATA口コミ・販売データ

Amazon 2.5 口コミ評価
Amazon 1 口コミ数
Amazon 25674 Amazonランク

@cosme 58 口コミ数

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

CMR発がん性の成分が検出されました(1件)

個人差要因皮膚感作性3件・内分泌撹乱性3件・経皮吸収25件

リスクスコア 4/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 23件評価済み
CMR BHT
EWG 3+ BHT(7)、HEDTA-3Na(3)、PEG/PPG-19/19ジメチコン(4)、コハク酸ジオクチル(3)、シクロペンタシロキサン(4)、ジメチコン(3)、ステアリルアルコール(3)、セテス-10(4)、セテス-6(4)、プロピルパラベン(6)、メチルパラベン(4)、水酸化Na(3)
リスクスコア
4 / 100
解析安全性値
1.9 / 5
EWG スコア
平均 2.7 最高 7
フラグ成分の詳細(1件)
CMR EU 発がん性・変異原性・生殖毒性
BHT
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 3件
フェノキシエタノール・プロピルパラベン他
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
3件検出
BHT・プロピルパラベン他
生分解性
62%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
39%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 25
植物エキス 0
コスパ
2.1
安全性
3.1
素材の品質
2.3
育毛力
1.7
使用感の良さ
4.0
エイジングケア
1.8
ホワイトニング
3.0
保湿効果
3.1
スキンケア力
1.1
環境配慮
0.8
浸透力
1.6
即効性
2.6
持続性
3.2
ツヤ感
3.3
サラサラ感
4.4
優れた素材 0
注意素材 1
サブカテゴリ 総合

メーカー

ミルボン

ブランド

ミルボン(MILBON)

容量

190ml

参考価格

2150円

1ml単価

11.3円

JAN

0796433759430

ASIN

B001G38IOK

ID

10390

シリーズ名

ニゼル ドレシア

公式サイト

公式サイトを見る

使い方

シャンプー後しっかりとタオルドライし、ウェット状態で髪全体に塗布。根元からきれいな質感の素材をつくり、ドライ状態で自然なツヤと束感を演出する。
広告を含みます。

商品説明

ミルク系のやわらかい手触りで、ウェーブ系スタイルの主張ある束感を創る整髪料。油性感が少なく時間がたって手を入れてもベタつかない。ナチュラルなツヤ感・感触で質感の持続性が高く、ドライ状態で自然なツヤと束感を演出。
広告を含みます。

ANALYZEDミルボン ニゼル クリアサージュミルクの解説

使用感だけが突出するスタイリング剤の正体

解析チームです。ミルボンのサロン向けスタイリングブランド「ニゼル」から展開されるクリアサージュミルクを、全成分データと各種スコアをもとに分析しました。パーマ・ウェーブヘア向けのミルクタイプ整髪料として、何が優れていて何が弱点なのかを正直にお伝えします。

概要:使用感特化型の"スタイリング割り切り設計"

総合点は2.58点(平均3.0点を−0.42点下回る水準)で、369製品中102位。数値だけ見ると厳しい評価ですが、スコアの内訳を見ると明確な"山と谷"が浮かび上がります。

クリアサージュミルク パフォーマンスマップ
使用感
4.0
優秀
保湿力
3.1
標準的
配合成分
2.4
やや物足りない
安全性
2.3
やや物足りない
エイジングケア
1.8
要注意
髪補修力
1.4
要注意
スカルプケア
1.1
要注意

各スコアの平均値は3.0点。5点満点評価。

最大の特徴は使用感4.0点(平均比+33%)という突出した数値です。一方で髪補修力1.4点・スカルプケア力1.1点は平均を大幅に下回り、「ヘアケア成分」としての実力は限定的です。これは設計思想の違いによるもので、このアイテムはあくまでスタイリング剤として割り切って使うことが重要です。コスパ2.23点(2,150円/190ml=約11.3円/ml)は同カテゴリ平均的な単価帯でありながら、補修成分の配合量が少ない点を踏まえると割高感が出るケースもあります。

注目成分:処方設計の読み解き

レシチン(EWG2 / 天然由来リン脂質)

大豆または卵黄由来のリン脂質系界面活性剤。ホスファチジルコリンを主成分とし、親水基と親油基を同時に持つ「両親媒性構造」により、水と油を橋渡しする天然の乳化剤として機能します。注目すべきはその経皮吸収促進作用で、角質層の細胞間脂質と構造的に近いため、他の油剤成分の毛髪内部への浸透をサポートします。EWGスコア2・コメドジェニック度2で安全性は良好。ただし大豆アレルギーを持つ方は成分表の確認を推奨します。配合順は9番目で、処方の中核というよりは機能性のアクセントとして位置づけられています。

スクワラン × レシチンの浸透コンビ(EWG1)

スクワランは人間の皮脂成分として約10%含まれる炭化水素系オイルで、肌・毛髪との親和性が合成油剤と比べて際立って高い成分です(EWG1・コメドジェニック度0)。ここで注目したいのがレシチンとの組み合わせで、レシチンの浸透促進効果がスクワランの保湿・エモリエント作用を後押しするという相乗関係が確認されています。この"天然由来コンビ"が保湿力3.1点(標準的水準)を底上げしている主要因と読めます。余談ですが、東京工業大学の研究グループによると、レシチンを用いたナノエマルジョンはバルク乳化に比べて有効成分の浸透深度が最大2.5倍向上するというデータが報告されています。

シクロペンタシロキサン + ジメチコン(揮発性×固定性シリコーンの二段構え)

シクロペンタシロキサン(EWG4・環状揮発性シリコーン)は塗布直後に軽やかな皮膜を形成し、蒸発することでサラッとした仕上がりを生み出します。ジメチコン(EWG3・直鎖状非揮発性シリコーン)は表面に残留してキューティクルを平滑化し、光沢とすべり感を持続させます。揮発性と非揮発性を組み合わせた二段階設計が、使用感4.0点(優秀)という高評価の処方的な根拠です。一方、シクロペンタシロキサンは環境中での残留性が懸念されており、カナダ・EU圏でも動向が注視されている成分です。

防腐剤トリプル配合(フェノキシエタノール + プロピルパラベン + メチルパラベン)

フェノキシエタノール(単独では防腐力が限定的)に、プロピルパラベン(EWG6)とメチルパラベン(EWG4)を組み合わせた三剤相乗の防腐システムを採用しています。HEDTA-3Na(EWG3・キレート剤)との併用で防腐剤の安定性と効力がさらに高まる設計です。プロピルパラベンは皮膚感作性リスクと環境への影響が指摘されており、EWG6という点は見過ごせません。安全性スコア2.3点(やや物足りない)の主な押し下げ要因がここにあります。

BHT(EWG7 / CMR2フラグ)— 最大の安全性懸念

酸化防止剤として配合されるBHTはEWGスコア7、かつCMR2(発がん性・変異原性・生殖毒性の疑い)フラグが立っている成分です。配合量は推奨上限0.1%以下で急性毒性リスクは低いとされますが、脂肪組織への蓄積性・生態毒性が複数の動物実験で報告されています。CIRの評価は「Safe with Qualifications(条件付き安全)」と通常の"Safe as Used"とは区別される扱いです。成分数25個の中で最もリスクが集中している点として、安全性を重視する方は認識しておく価値があります。

メリット・デメリット

メリット
  • 使用感が業界上位水準(4.0点)。揮発性×非揮発性シリコーンの二段構えで、ベタつかず自然なツヤを実現。
  • レシチン×スクワランの天然浸透コンビが保湿力(3.1点)を下支え。
  • パーマ・ウェーブヘアとの相性が口コミでも支持されており、スタッツ使用感と一致。
デメリット
  • 髪補修力1.4点・スカルプケア1.1点は要注意水準。ダメージ補修を期待して選ぶには設計がマッチしない。
  • BHTのCMR2フラグ+プロピルパラベンEWG6。安全性を重視するユーザーには考慮点となる。
  • シクロペンタシロキサンの環境残留性が懸念されており、サステナビリティ志向の方には引っかかりポイント。

まとめ

一言で言うと

「使用感に全振りした、パーマヘア専用スタイリング剤」

補修・スカルプ・エイジングケアはすべて平均以下ですが、それはこの製品の設計ミスではなく「スタイリング剤として割り切った処方の結果」です。シリコーンとワックス類を巧みに組み合わせ、使用感4.0点という数値を引き出した点は評価に値します。ただし、BHTのCMR2フラグやプロピルパラベンEWG6といった安全性の懸念成分が複数含まれており、この点は正直に提示しておく必要があります。

使用シーン別 フィット度チェック

パーマ・ウェーブヘア

高適合

束感・ツヤ出しに特化。口コミでもウェーブ復活に好評。

ナチュラルストレート

要検討

束感設計のため直毛には過剰なテクスチャーになる場合も。

ダメージ補修目的

不向き

髪補修力1.4点。補修目的ならトリートメント系を別途選択が必要。

使用シーン別推奨度:

  • パーマ・ウェーブスタイルを楽しんでいる方:使用感の高さとウェーブ再現性が口コミでも実証されており、スタッツ使用感4.0点と一致する数少ない適合ユースケースです。
  • ベタつきのないスタイリング剤を探している方:揮発性シリコーンの設計により、時間が経っても手を入れやすい仕上がりを維持しやすいです。
  • 安全性・低刺激成分を重視する方:BHT(CMR2)・プロピルパラベン(EWG6)の存在から、別製品の検討を推奨します。
  • 髪のダメージが気になる方:補修成分の配合がほぼなく、スタイリングと補修を同時に叶えたい方のニーズには応えられない設計です。

口コミではウェーブ復活・ベタつきのなさを評価する声が多く、使用感スタッツ4.0点との整合性は高いと言えます。一方で「補修力」や「成分の良さ」への言及はほぼなく、こちらも成分スコア2.4点・安全性2.3点の数値と符合しています。

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