Ingredient Analysis

シクロメチコン

成分 50件の商品に配合 ID: 1149
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
-10

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名シクロメチコン
慣用名・別名環状シリコーン、デカメチルシクロペンタシロキサン(D5)、オクタメチルシクロテトラシロキサン(D4)
INCI名Cyclomethicone
化学式(CH3)2SiO]n (n=4〜6)
分子量D4: 296.62 Da / D5: 370.77 Da
由来合成
推奨配合濃度1〜10%
EWGスコア4/10
コメドジェニック度0/5
EU規制Annex III制限あり
日本規制 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -10
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -40
環境負荷・生分解性の評価

概要

環状ジメチルシロキサン(D4〜D6の混合物)からなる揮発性シリコーン。無色透明・低粘度で肌への伸びが良く、使用後は揮発して残留しない。エモリエント・溶剤・ヘアコンディショニング剤として機能し、他の有効成分の浸透助剤としても活用。揮発性ゆえにべたつかず、紫外線・熱安定性も高い。ただしD4・D5は環境中での生分解性が極めて低く、内分泌かく乱の懸念からEUでは規制対象。

シクロメチコンの解析

シクロメチコンは、ケイ素(Si)と酸素(O)が交互に連なった環状シロキサン構造を持つ揮発性シリコーンで、化学的にはデカメチルシクロペンタシロキサン(D5)などD4〜D6の混合物として流通することが多い。無色・無臭で肌への伸びが極めて良く、使用後に揮発するためべたつき感ゼロという独特の使用感を実現する。これは、塗った後に「消えていく」という性質で、夏場のスキンケアや制汗剤・アウトバストリートメントなどに特に重宝される。

ヘアケア製品においては、髪表面に一時的なコーティングを形成し、指通りとツヤを向上させる。またビタミンCやレチノールなどの油溶性有効成分の溶媒・分散媒としても機能し、有効成分の浸透を補助した後に自身は揮発するという「脇役に徹する賢い成分」的な役割を持つ。日焼け止めの耐水性向上にも寄与する。

安全性に関しては、肌への直接的な刺激はほぼなく、アレルギー反応の報告も少ない。しかしD4(オクタメチルシクロテトラシロキサン)およびD5(デカメチルシクロペンタシロキサン)は、EUにおいて内分泌かく乱物質(EDC)の疑いと環境残留性の観点からリンスオフ製品への1%以上配合が制限されている。日本では現時点で明確な規制はないが、環境負荷の高さは業界で認識されつつある。

代替成分としては、イソドデカン(炭化水素系揮発性溶剤)や植物由来のシリコーン代替品が注目されているが、揮発速度・肌感触・安定性のバランスではシクロメチコンに及ばないケースも多い。消費者から見れば「使った感じが軽い=良い製品」という印象を与えやすい成分でもあるため、処方設計上の使い勝手が非常に高い。

相性の良い成分

シリコーン系ポリマー オイル状エモリエント

相性の悪い成分・混合注意

水溶性成分との相溶性低下

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50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)