解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ukaブランド名
ウカ容量
300ml参考価格
3300円1mlあたり
11円JANコード
4582328104791KaisekiID
7315全成分
クオリティの高いアミノ酸系ベースのシャンプーであり、何より超コンディショニング効果重視タイプという仕様になっています。
ラウロイルアスパラギン酸Naベースにプラスしてラウロイルシルクアミノ酸Naも配合されるなど、アミノ酸系の中でもバランスや低刺激性に優れ、使用感は間違いなく良いです。
ただし、コンディショニング効果をあまりにも重視しすぎてる印象も。
とにかくシリコンをはじめコーティング素材の多いこと。
さらに、ベヘントリモニウムクロリドという4級カチオン界面活性剤も含まれる他、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルが密着性の高い油膜を形成。
親和性の高いアミノ酸、18-MEAのセテアラミドエチルジエトニウムサクシノイル加水分解エンドウタンパク、アルガンオイルなど、本当にコンディショニング効果に命を懸けているが如く配合されています。
基本、洗うことが第一目的であるシャンプーにしては異常にコンディショニング効果寄りに振り切った構造となっていることがわかりますね。
洗浄力はかなり低めで、泡立ちもきめ細かいながら控えめとなるでしょう。
さっぱり感という意味ではほとんど感じ取れず、やはりヘアコンディショニング効果の方を重視した処方です。
ハイダメージヘアの方には良いですが、逆に言えばハイダメージ毛でなければちょっと問題ありかもしれません。
特に、ベヘントリモニウムクロリドのようなタンパク変性作用をもたらす成分の存在もあり、まったく低刺激というわけではないことに注意が必要なほか、やや蓄積性のある皮膜を形成する傾向があり、使うたびに髪に溜まるようなデメリットがありそうです。
蓄積するとツヤや手触りが悪化するため、コーティングは何でもあればいいというものではありません。
もちろん、ダメージがさほどでもない場合は過剰皮膜となる可能性が高く、不必要なコーティングにより質感が悪くなる可能性を考慮すべきでしょう。
洗浄剤自体の質は悪くないのですが、全体的なバランスがやや欠けている印象があります。
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