解析結果

ミルボン プレジュームミルク 3

カテゴリ:洗い流さないトリートメント

ミルボン プレジュームミルク 3
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総合ランク

583個中 518

総合点

1.85
1.85

1mlあたり

16.3
コスパ
1.1

口コミの評価

3.54
口コミ数 294件
3.5
ミルボン プレジュームミルク 3解析チャート

DATA口コミによる評価

DATAクチコミサイトの評価

@cosme 5.0点
LIPS 4.1点
@cosme 口コミ数 219件

SAFETY成分安全性リスク

要注意 25 / 100 フラグ成分 2 件
低リスク要注意高リスク
フラグ成分の詳細(2件)
CMR EU 発がん性・変異原性・生殖毒性
ポリアクリルアミド
SVHC EU REACH 高懸念物質
シクロメチコン
IARC WHO 発がん性分類
ポリアクリルアミド
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
シクロメチコン
EWG 平均 2.7 最高 6 / 10(17件評価済み)
スコア3以上:AMP(3)、イソプロパノール(6)、オレイン酸オレイル(3)、シクロメチコン(4)、ジメチコン(3)、ステアリルアルコール(3)、パルミチン酸セチル(3)、ポリアクリルアミド(4)、ミリスチン酸イソプロピル(3)、ラウレス-7(4)
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。

SCORE解析スコア一覧

成分数

22

植物エキスの数

1

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0

サブカテゴリ

総合

メーカー

ミルボン

ブランド

ミルボン(MILBON)

容量

110ml

参考価格

1796円

1ml単価

16.3円

JAN

0794437246666

ASIN

B001HHDW82

発売日

20240523

ECランク

8456位(総合ランキング)

口コミ数

294件

口コミの評価

4.72点

ID

10389

製造国

日本

シリーズ名

プレジューム

対象の髪タイプ

パーマ・ウェーブヘア向け

公式サイト

公式サイトを見る

使い方

タオルドライ後に、適量を髪全体によくなじませてから、髪を乾かします。さらに適量を毛先中心になじませます。
広告を含みます。

商品説明

ウェーブデザインに水分感のあるくっきりとしたまとまりを表現するアクアミルク。低分子ヒアルロン酸「ヒアルオリゴ」が毛髪内部に浸透しパーマ本来のウェーブと芯のないやわらかさを表現。毛髪表面に水分を保持し、自然なまとまりと潤いのあるツヤを表現する…
広告を含みます。

ANALYZEDミルボン プレジュームミルク 3の解説

美容師評価は高いのに、なぜ成分スコアは最低域なのか

解析チームです。ユーザー口コミでは高支持を集める一方、成分スタッツでは厳しい数字が並ぶ——この両極端なギャップに、この製品の本質が隠れています。パーマ・ウェーブヘア向けトリートメントスタイリング剤として、実力を成分レベルで読み解きます。

概要|スタッツが語る"使用感特化"設計

スタッツ全項目スキャン

配合成分レベル
1.1 / 5
全体的な安全性
0.5 / 5
髪補修力
1.6 / 5
スカルプケア力
-0.2 / 5
使用感
3.7 / 5
エイジングケア力
1.9 / 5
保湿力
2.6 / 5
コスパ
1.1 / 5
0.5
安全性スコア
3.7
使用感スコア
4.72
口コミ評価(/5)

最も目を引くのは、スタッツの極端な二極化だ。使用感スコアが3.7点(平均比+0.7点、「平均以上」)である一方、全体的な安全性は0.5点(平均比-2.5点、「要注意」)、配合成分レベルも1.1点(平均比-1.9点)と、いずれも警戒水準を大幅に下回る。これはトリートメント製品としてではなく、「スタイリング専用アイテム」として設計されていることを成分構成が正直に示している。

ユーザー口コミ4.72点/5点満点(294件)という高評価の多くは「カール復活」「まとまり感」に集中しており、これは使用感3.7点と整合する。しかし成分安全性・補修力・スカルプケア力の各スコアが軒並み平均を大幅に下回る点は、目的と用途を正確に理解した上で使用する必要があることを示唆する。1mlあたり約16.3円・コスパ1.1点という数字も含め、この製品への評価は「何を求めるか」に依存する。

注目成分|スタイリング設計の恩恵とリスクを解剖

シクロメチコン
EWG スコア4 EU Annex III 制限 SVHC 指定 揮発性シリコーン

配合順2番目(水の次)に記載される、処方の中核油剤。揮発性ゆえにべたつきなく伸び広がり、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルなど他のエモリエント成分の浸透助剤としても機能する。

D4・D5は環境中での生分解性が極めて低く、内分泌かく乱の懸念からEUではAnnex IIIで濃度制限(0.1%未満)が設けられている。日本国内では規制なしだが、SVHC(高懸念物質)指定済み。

イソプロパノール
EWG スコア6 全成分中最高リスク 溶剤・防腐補助

22成分中、EWGスコアが最も高い(6/10)のがこの成分。エタノールの約2倍の毒性を持つ有機溶剤で、脱脂作用によるバリア機能低下リスクが指摘されている。化粧品への配合量は推奨1〜5%の範囲内とされるが、安全性スコア0.5点の主因の一つ。

グリセリンなど高濃度保湿剤との配合時には拮抗作用が生じる可能性があり、処方設計上の課題点でもある。

ポリアクリルアミド
EWG スコア4 CMR 2(EU) IARC 2A 増粘ポリマー

テクスチャーを整える増粘剤として配合。成分自体の安全性は「Safe with Qualifications」だが、残留モノマーのアクリルアミドがIARC(国際がん研究機関)の2A(おそらく発がん性あり)分類に相当。EUではリンスオフ製品のみ使用可で、残留アクリルアミド0.1ppm以下の規制が課されている。

リーブオン製品への配合可否はJP規制内だが、成分レベルスコア低下の要因となっている。

ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル
植物由来 半合成 EU 規制なし コメドジェニック度 0

亜麻仁油等由来のダイマー酸エステルで、光沢性・エモリエント性・抱水性に優れた高機能油剤。シリコーン誘導体や高級アルコール(セタノール・ステアリルアルコール)との相乗効果が確認されており、使用感3.7点を支える核心成分と言える。酸化安定性が高く製品の安定性向上にも寄与。

使用感スコアが平均比+0.7点を達成できている背景に、この成分の処方貢献が読み取れる。

加水分解ヒアルロン酸 × グリセリン(相乗保湿コンビ)
加水分解ヒアルロン酸
EWG スコア 1|浸透型保湿
分子量:数百〜数万Da
通常ヒアルロン酸Na(100万〜200万Da)より
格段に高い角質浸透性
グリセリン
EWG スコア 1|吸湿型保湿
医薬部外品承認成分
三価アルコール構造で
角層水分量を直接増加
相乗効果
内部浸透 +
表面吸湿の
二層保湿

余談ですが、東京医科歯科大学の研究グループによると、低分子ヒアルロン酸は通常分子量ヒアルロン酸に比べて角質層への浸透率が有意に高く、グリセリンとの併用でその保水持続効果がさらに向上することが報告されています。ただし本製品における配合量は処方後半(推奨0.5〜2%の下限域)とみられ、主機能はスタイリングに置かれていると解析できます。

メリット・デメリット|数字が示す功罪

メリット

  • 使用感は「平均以上」:3.7点(平均比+0.7点)。ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル・シクロメチコン・ジメチコノールの三重コーティングが、べたつきのない軽やかな仕上がりを実現。
  • ウェーブ再現性が高い:カチオン界面活性剤(ベヘントリモニウムクロリド+ステアルトリモニウムクロリド)が損傷毛の負電荷部位に選択的吸着。「パーマ戻し」効果として口コミに多数の言及あり。
  • 二層保湿の処方設計:EWG1のグリセリン(吸湿型)と加水分解ヒアルロン酸(浸透型)の組み合わせは、スタイリング剤としては珍しい保湿強化の意図が見える。
  • キャンデリラロウによる皮膜設計:EWG1の植物性ワックスが毛髪表面に光沢皮膜を形成。湿度変化に対するウェーブ持続性を補助する。

デメリット・注意点

  • 安全性スコアは「要注意」水準:0.5点(平均比-2.5点)。EWG最高スコア成分のイソプロパノール(スコア6)、EU規制対象のシクロメチコン(SVHC)、CMR2分類のポリアクリルアミドが同時配合。
  • 髪補修力は「要注意」:1.6点。ケラチンやシステインなど毛髪構造タンパクへの直接補修成分は非配合。補修より「質感整備」に特化した設計。
  • 頭皮への使用は非推奨:ベヘントリモニウムクロリド・ステアルトリモニウムクロリドは強い皮膚刺激性を持ち、スカルプケア力スコア-0.2点(計測不能域)と一致。髪のみへの使用が前提。
  • 注意成分の組み合わせ:イソプロパノールとグリセリンの同時配合(拮抗関係)は、保湿効果の部分的な相殺を招く可能性がある。保湿力2.6点(やや物足りない)の一因と推察。

まとめ

一言で言うと

パーマ特化型
スタイリング特化設計
0.5
安全性スコア(/5)
3.7
使用感スコア(/5)
4.72
口コミ評価(/5)
1.6
髪補修力スコア(/5)

「ウェーブを1日キープしたい」という明確な目的に対しては、使用感3.7点(平均以上)・口コミ4.72点という数字が正直に機能を示している。ただしトリートメント効果・安全性・補修力を同時に期待する製品ではない——これが成分スタッツの出している答えだ。カチオン系2成分とエモリエント系油剤群の組み合わせは、あくまで「ウェーブの質感整備」に最適化された処方であり、ダメージ補修や頭皮ケアとは設計思想が異なる。

口コミとスタッツの照合:「パーマ戻し」「まとまり感」を評価する声が多い口コミのトレンドは使用感3.7点と完全に一致するが、安全性・補修力に関するネガティブ言及がほぼない点は、ユーザーがスタイリング用途として割り切って使用しているため、口コミ評価がスタッツの安全性課題を反映しにくい構造になっていると見られる。

使用シーン別推奨度:

  • デジタルパーマ・コールドパーマ直後のウェーブ定着:本来の設計目的に最も合致。カチオン2成分によるウェーブ吸着効果が最大限機能する。
  • ウェーブヘアのデイリースタイリング(毛先のみ):使用感と質感再現性が高く、ミルクタイプゆえにべたつきが抑えられる。
  • ストレート・ダメージヘアへの集中補修目的:髪補修力1.6点(要注意)であり、補修特化製品ではないため期待値をコントロールする必要がある。
  • ×
    頭皮への塗布・スカルプトリートメント目的:スカルプケア力-0.2点、カチオン系成分の頭皮刺激リスクから、頭皮への接触は避けることが求められる。
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