Ingredient Analysis

カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(羊毛)

成分 優良成分 13件の商品に配合 ID: 70644
優良成分として評価されています
この成分は当サイトの解析において特に優れた素材として位置づけられています。安全性・品質の高い成分です。
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+20

安全性
+53

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(羊毛)
慣用名・別名CMAdKタンパク質, CMADケラチン
INCI名CARBOXYMETHYL ALANYL DISULFIDE KERATIN (WOOL)
由来半合成
推奨配合濃度0.1〜2%
適正pH域4.0〜7.0
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +53
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +72
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +25
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +40
環境負荷・生分解性の評価

概要

羊毛ケラチンをチオグリコール酸で還元後、非対称性のS-カルボキシメチルアラニルジスルフィド(CMAD)基を導入した反応性水溶性ケラチンタンパク質。CMAD基がダメージ毛髪のシステイン残基とSH/SS交換反応(混合ジスルフィド結合)を起こし、毛髪内部のケラチン構造に共有結合的に定着。洗髪・熱処理後も補修効果を持続。剛性率(ねじれ応力)の改善など毛髪の力学的強度回復に優れ、ミルボン「エルジューダ」シリーズを代表処方とする先進素材。

カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(羊毛)の解析

カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(CMAdK)は、羊毛由来ケラチンに特殊な反応性官能基「CMAD基(─SS─CH₂COOH)」を化学修飾した半合成タンパク質素材。ミルボン中央研究所とKRA羊毛研究所の共同研究から生まれ、2014年に日本化粧品技術者会誌に論文発表された科学的裏付けを持つ成分だ。

通常の加水分解ケラチンがアミノ酸・ペプチドとして毛髪表面に吸着するに留まるのに対し、CMAdKはCMAD基の高い求核反応性を活かし、毛髪内のシステイン(─SH)とSH/SS交換反応(チオール─ジスルフィド交換)を起こす。これにより毛髪コルテックス内部のケラチン構造に共有結合的(混合ジスルフィド結合)に取り込まれる点が最大の特徴。洗浄・熱・摩擦といった外部刺激を受けても補修成分が流出しにくく、持続性の高い毛髪力学特性の回復が期待できる。

具体的には、ダメージによって切断されたジスルフィド結合(─S─S─)の再架橋を疑似的に補完することで、毛髪の剛性率(ねじれ応力)を改善。ヘアカラーや縮毛矯正を繰り返した化学的損傷毛に対して特に有効とされる。ちょうど壊れた橋を仮設橋で繋ぎ直すように、内部骨格の崩壊を内側から修繕するイメージだ。

配合製品としてミルボン「ディーセス エルジューダ」シリーズや「プラーミア ヘアセラム シャンプー M」が挙げられ、サロン専売品を中心に採用されている高付加価値素材。安全性については羊毛由来タンパク質ベースであるため基本的に低刺激だが、動物由来原料であることや合成工程を経る点から、アレルギー体質の方や純粋なナチュラル志向の消費者には留意が必要。環境面では動物由来かつ化学修飾プロセスを伴うため、一定の環境負荷も考慮すべき成分といえる。

相性の良い成分

加水分解ケラチン 18-MEA ジメチコン セラミド

相性の悪い成分・混合注意

強アルカリ剤 酸化剤(過酸化水素) 強還元剤

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