カテゴリ:シャンプー
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性6件・アレルゲン7件・経皮吸収44件
メーカー
東洋炭酸研究所ブランド
TANSAN MAGIC容量
200ml参考価格
3520円1ml単価
17.6円JAN
4564183300358ASIN
B0756V38DY発売日
2017年9月1日ID
11885製造国
日本シリーズ名
TANSANスカルプDRプロ対象の髪タイプ
頭皮ケア・スカルプケア向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
全成分
商品説明
TANSANスカルプDRプロ スカルプシャンプー 炭酸 シャンプー 頭皮ケア東洋炭酸研究所
■ 総合3.1点|洗浄品質は圧倒的、育毛・補修は要注意水準

シャンプー内の順位
順位確定前
新規解析のため、次回のランキング更新で順位が付きます
安全性の判定
注意が必要な成分 11つ(EWG3以上: エタノール(3)、オレンジ果皮油(4)、カプリリルグリコール(4))
解析チームです。今回は『TANSANスカルプDRプロ スカルプシャンプー 炭酸 シャンプー 頭皮ケア』を見ていきます。
洗浄剤の品質は4.5点(平均3.0点)と圧倒的に高い一方、育毛効果は1.5点にとどまります。気になるのは、この炭酸頭皮ケアシャンプーがどの頭皮悩みに向くのかという点です。答えは成分表にあります。
洗浄剤の品質は圧倒的な4.5点ですが、髪補修力は1.3点と要注意水準です。アミノ酸系洗浄成分と炭酸を組み合わせた処方は、頭皮の皮脂汚れを刺激少なく落とすことに特化しています。13種類以上の植物エキスによる頭皮環境へのアプローチも持っていますが、ダメージ毛の補修や育毛を期待するには物足りない設計です。
成分表2番目に位置し、洗浄剤の品質4.5点の中心的な役割を担います。アミノ酸系の中でも洗浄力が高めで、さっぱりした仕上がりが特徴の洗浄成分です。弱酸性下でコカミドプロピルベタインと組み合わせることで、泡立ちが良く低刺激な洗浄系を実現します。
6番目のココイルグルタミン酸2Naと10番目のココイルグルタミン酸TEAも補助洗浄剤として加わり、洗い上がりのしっとり感も担います。アミノ酸系を複数重ねるこの処方が、洗浄力と低刺激のバランスを高水準で保ちます。
商品名「TANSAN」の核となる成分で、成分表8番目に配合されています。水に溶けて炭酸を形成し、弱酸性の気泡が毛穴の皮脂汚れを浮かせる洗浄補助として機能します。さらに血管を拡張して頭皮の血行を促す効果も期待されます。
エアゾール(スプレー缶)形式で配合されるため、揮発しやすい炭酸を頭皮に直接届けられます。使用前に缶を10回ほど振り、スプレー後は2〜3分パックして洗い流すと、炭酸の洗浄補助と血行促進を最大限に引き出せます。
頭皮の善玉菌を選択的に増やし、皮膚pHを弱酸性に保つプレバイオティクス(腸活と同じ発想を頭皮に応用した成分)です。善玉菌が優位な環境では、フケやかゆみの原因菌が増えにくくなります。成分表15番目に位置し、直前の14番目に配合されたグリチルリチン酸2K(甘草由来の抗炎症有効成分)と組み合わさることで、常在菌バランスの改善と炎症抑制を重ねた頭皮ケアが実現しています。
複数の植物性精油が配合されており、次の3成分で注意が必要です。
全44成分の生分解性平均は0.83と高く、環境への負荷は低い水準にあります。
洗浄品質と補修力の差は、成分の配合順と種類の選択に直接表れています。
ラウロイルメチルアラニンNaを主洗浄剤とし、ベタイン系のコカミドプロピルベタイン、スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Naなど複数の洗浄成分を組み合わせています。アミノ酸系単独では泡立ちに難がある点を、ベタイン系とスルホコハク酸系が補う設計です。刺激の低さを保ちながら泡立ちと洗浄力を確保するこの組み合わせが、4.5点(平均3.0点)という評価の根拠になっています。
加水分解シルクと加水分解コラーゲンは成分表の12・13番目に登場しますが、主洗浄成分よりはるかに後ろの配置で配合量は少量とみられます。髪の表面を整えるポリクオタニウム-10は配合されているものの、髪の内側に直接働く補修タンパクが少ないため、補修力は1.3点にとどまっています。
これが前書きで提示した疑問への答えでもあります。炭酸と植物エキスを豊富に配合したこの商品は、頭皮の洗浄環境を整えることを主眼としており、育毛有効成分(アデノシン等)が配合されていないため育毛効果も1.5点の水準です。「頭皮ケア」の中心は皮脂洗浄と炎症抑制であり、育毛や補修の領域には届いていません。
炭酸をエアゾール形式で頭皮に直接届ける設計は、通常のポンプ式シャンプーにはない特徴です。毛穴の皮脂を浮かせながらアミノ酸系の洗浄成分が汚れを落とし、洗い終わった後の頭皮は軽くすっきりした仕上がりになります。皮脂が多めでベタつきやにおいが気になる人、あるいは頭皮に軽い炎症が出やすい人には、この洗浄品質の高さが体感として表れやすい商品です。
傷んだ髪を内側から直す力はあまり期待できません。補修タンパクが成分表の後半に少量しか配合されていないためです。毎日の頭皮洗浄に使いながら、髪のダメージを直したい場合は別途トリートメントを組み合わせることで、それぞれの役割が整理されます。
柑橘系の精油を複数含むため、香りに敏感な人は安全面の節を先に確認してください。この商品の強みはあくまで頭皮の洗浄と環境整備にあります。育毛までカバーしたい場合は、育毛有効成分を含む別のシャンプーを選ぶか、目的別に使い分けることが判断の目安になります。
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