解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
コーセーコスメポートブランド名
ジュレーム容量
500ml参考価格
1320円1mlあたり
2.6円JANコード
4971710395747KaisekiID
7405全成分
一見するとマイルドなしっとり系であるココイルグルタミン酸TEAが存在感を放っていますが、オレフィンスルホン酸ナトリウムとミックスすることで強い洗浄力と泡立ちを実現しています。
そう考えるとバランスの良さそうなシャンプーですが、ここの素材としてのクオリティーが高いというほどではなさそうです。
泡立ちはやや荒く、かつアミノ酸系によるしっとりした重みが加わるため、特別ダメージ毛に適しているとか、クレンジングシャンプーとしてさっぱり感が素晴らしいということはなく、どこか中途半端な印象を覚えるかもしれません。
PPG-2コカミド、ココアンホ酢酸Naの添加もあるので、ある程度泡の持ちは悪くなさそうです。そして、低刺激性も強い洗浄力の割には確保されていそうです。
後半にココイルグリシンKの添加があることなどを踏まえると、ややpHが中性寄りなのかな、という感じはしますので、やはりダメージもに適したシャンプーとはいいづらい面があります。
その他、エクトインという機能性保湿成分が配合されていたり、アマモエキスや腐植土抽出物のようなミネラル補給効果や保湿作用を付与する成分の配合が見られます。
全体的にエモリエントな、保湿的な作用を載せたいという意図が見て取られ、ある程度の洗浄力を確保した上でそれなりに洗える、というバランスのよさを求めたシャンプーであるといえるでしょう。
それを実現するための素材選びは少々安っぽさを感じさせる面が否めないのですが、使用感自体はまずまず満足できるレベルとなるでしょう。
先ほども述べたように、ダメージ毛や肌が刺激に弱い方には向かないシャンプーであり、基本的にはクレンジングシャンプーとして使いたいようなタイプに適した製品です。
さっぱり系が好みであるけれど、洗い上がりはある程度しっとり感が美味しい、という場合には適合した内容と言えるでしょう。
値段なりというか。コストはあまりかかっていないタイプと言っても過言でないシャンプーではあります。
ただ、この値段でそれなりに低刺激性でアミノ酸タイプのシャンプーということで一定の価値を見出せることは事実でしょう。
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