カテゴリ:トリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
EU規制の成分が検出されました(1件)
個人差要因皮膚感作性2件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収33件
メーカー
コーセーコスメポートブランド
ジュレーム容量
480ml参考価格
820円1ml単価
1.7円JAN
4971710558562ASIN
B0BWY2DNNL発売日
2023年3月7日ID
8977商品説明
解析チームです。コーセーコスメポートが誇る市販ヘアケアブランド「ジュレーム」から、SNSで話題の"シルクキャップ効果"を謳う夜美容トリートメントが登場していますが、この「ミッドナイトリペア」シリーズ、実際のところ480mlで821円という価格帯でどこまで本格的なケアができるのか、成分構成から検証してみました。
結論から言うと、「2588製品中462位」という総合順位が物語っています。上位約18%に入る成績であり、ドラッグストア価格帯としては健闘している部類です。
総合点2.57点(5点満点)と聞くと「え、低くない?」と思うかもしれませんが、ここは冷静に見る必要があります。使用感スコア4.3点は驚異的。この価格帯で「使っていて気持ちいい」を達成している製品は意外と少ないのです。
注目すべきは保湿力4.1点と髪補修力3.2点の組み合わせです。「しっとりさせる」ことと「直す」ことは別物。このトリートメントは前者に特化しており、口コミ評価4.2点(133件)という数字も「使用感の良さ」への評価が大きいと推測できます。
一方で配合成分レベル1.9点という現実も直視しましょう。高機能原料は入っていますが、配合量が「顔見せ程度」の可能性が否めません。
旭化成が開発した世界初のジェミニ型(双子型)両親媒性物質。通称「ペリセア」と呼ばれ、約1分という驚異的なスピードで毛髪内部に浸透することが2008年の旭化成ファインケムの研究で確認されています。
ただし、全成分表示での記載順位を見ると後半に位置しており、濃度的には「お守り程度」かもしれません。それでも、入っているのと入っていないのとでは雲泥の差があります。
日油株式会社が開発した、ヒトの細胞膜を模倣して作られた保湿成分。ヒアルロン酸の約2倍の保湿力を持ち、さらに水洗い後も肌・髪に残りやすいという特性があります。
日油の検証によると、リピジュアは塗布後の水分保持能がヒアルロン酸の約2倍。水洗後も洗い流されずに残存するため、トリートメントの「洗い流し使用」でも効果が持続しやすい特性があります。
人工心臓やコンタクトレンズにも使用される生体適合性の高さも魅力。敏感な頭皮にも優しい設計と言えます。
古代から使われてきた天然保湿剤。主成分のブドウ糖・果糖が持つ高い保水性・吸湿性により、髪に水分を閉じ込めます。ビタミン、ミネラル、アミノ酸など180種以上の成分を含み、単なる保湿以上の複合的な美容効果が期待できます。
「鉱物油」と聞くとネガティブなイメージを持つ方もいますが、実は最も安全性が確立されたオイル成分の一つです。肌に全く浸透しないため刺激性がなく、分子構造の特性から強い光沢感を生み出します。
このトリートメントの配合順位を見ると、ジメチコンの次にミネラルオイルが来ています。つまり「しっとりコーティング」の主役はシリコン+鉱物油という、クラシカルだが確実な処方です。
話は逸れますが、「シルクキャップ効果」という訴求ポイントについて。SNSでシルク製ナイトキャップが流行したことに着目したマーケティングですが、実際にシルク由来成分(加水分解シルク)が配合されているのは事実。就寝中の摩擦軽減という発想自体は理にかなっています。
「毎日使える優等生。でも救世主ではない」——これがこのトリートメントの本質です。
ドラッグストアで手に取れる価格帯で、ペリセアやリピジュアといった高機能成分を体験できる入門編としては十分に合格点。特に「軽度のうねり・パサつきが気になる」「朝の支度を時短したい」という層には、費用対効果の高い選択肢になります。
結局のところ、「過度な期待はしないが、値段以上の仕事はしてくれる」タイプの製品です。「これ1本で髪が生まれ変わる」という期待は禁物ですが、日常のベーシックケアとして位置づければ、口コミ評価4.2点という数字も納得できます。
本気のダメージケアには別のアプローチを。でも、「まずは手軽に試したい」なら、821円の価値は十分にあります。