解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
コーセーコスメポートブランド名
ジュレーム容量
500ml参考価格
1320円1mlあたり
2.6円JANコード
4971710395754KaisekiID
7406全成分
基本的な構成はしっとり系のコンディショナーとでも言うべき内容です。
しっとり系の4級カチオン界面活性剤であるベヘントリモニウムクロリドをベースに、アミノ酸各種、アモジメチコン、ヤシ油などで構成されています。
厳しい環境の中で保湿力を維持できるエクトインという機能性保湿剤も配合されていますね。
これだけ見ると一般的なコンディショナーと大きく差異はない印象を受けますが、とても良い素材が含まれています。
ヒートプロテインとも呼ばれる(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルク。熱に反応してコーティングを形成し、均一で蓄積しづらい美しい皮膜を形成する成分です。
この成分の存在は、ジュレームシュプリームトリートメントのクオリティを一段上げていると言っていいでしょう。
アミノ変性シリコーンなどだけではビルドアップして、使うたびに質が悪くなるという悪影響を及ぼしかねませんが、このシリル化シルクの存在によってそういったデメリットを排除しています。
この点に関しては大きなメリットと言えるでしょう。
ヒートプロテイン配合は間違いなくメリットですが、その他の部分に関しては基本的なコンディショナーと大差ない内容となっているため、全体を通してみると必ずしも素晴らしいクオリティであるとは言えないでしょう。
ヒートプロテインがより活きるような主役といえるような補修素材などが乏しく、平凡なコンディショナーに場違いな質の良い成分が紛れ込んでしまったような全成分表に見えてしまいます。
エクトインのような機能性保湿成分もあるにはありますが、この成分がより生きるのはスキンケアにおいて。
そういう意味では髪に対するケアとして理想的な成分とは必ずしも言えません。
そういったことも含めて、市販のコンディショナーとしてはまずまず悪くないのですし、皮膜形成の部分においては質の良さを体感することができるかもしれません。
ただし、ダメージケアという要素が乏しく、より強力なトリートメントをお探しの場合はこの製品が理想とは言えない可能性が高いです。
他の選択肢を探ってみることも必要でしょう。
ちょっとしたツヤの改善、指通りの改善程度で良い軽いダメージであれば満足度が高くなる可能性があります。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。