市販の中ではキラッと輝く素質を見せ続けているジュレーム。
この作品シュプリームヘアマスクもやはりクオリティのちょっとした違いを見せています。
大まかな特徴を挙げていくと、肌に少しマイルド、しかしヘアケア効果が犠牲になっておらず、むしろしっかりダメージをカバー。
そして、配合されている天然由来成分のクオリティも高い。
そんな感じの大雑把に言うと特徴があります。
ダメージケアの第一歩となる、選択的にダメージ部分を補修する能力、これは大体のトリートメントではカチオン界面活性剤で行われています。
ただ、このカチオン界面活性剤は肌にとってとてもデメリットが大きく、リスキーな成分であることも同時に特徴です。
そのため、このジュレームヘアマスクのようにより高度な素材を用いり、リスクの範囲を軽減するという手段は非常に有用な考え方であると言えます。
配合量が少ないカチオン界面活性剤に変わって、ダメージ部分をPPT成分で吸着させ、同時に熱を利用してシリコンの皮膜形成を均一に行う、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルクの配合がこのトリートメントの最大の特徴と言っていいでしょう。
(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルクは熱で膨張するシリコン部分が均一に被膜形成し、洗浄によってきれいに落とすことができると言う特徴があり、毎回使うたびに蓄積せずいつもサロン帰りの仕上がりというような効果が期待されるのです。
これは高いトリートメントに最も分かりやすく現れる特徴と言っていいでしょう。
リスクが少なく、コンディショニング効果が高いのですから、これはクオリティが高いと誰しもわかるはずです。
さらに、紫外線や乾燥ストレスから肌を守る(髪も守る)エクトイン、さらにアマモエキス、アミノ酸、腐植土抽出物といった天然由来成分が脇を固め、とても1000円前後の市販品とは思えないクオリティの高い処方となっていると言えるでしょう。
もちろん、一級品のトリートメントに比べると様々な効果がさほど高くはないとはいえますが、全体的なバランスが市販品としては異例の高さで、明らかに使って違いがわかるほどレベチです。
さらっとした仕上がりで、それこそシルクの感触に近づけるような特徴があるので、髪にサラサラ感を求めたい、かつ市販品で良いのはないかな?という方にお勧めできる製品といえるでしょう。
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