解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
コスメテックスローランドブランド名
Hair容量
460ml参考価格
1540円1mlあたり
3.3円JANコード
4936201104581KaisekiID
7567全成分
栄養たっぷり詰まったアミノ酸系のシャンプーというのが第一印象で、洗い落とすというよりも栄養を加えるという方にベクトルが多く向いている様子が伺えます。
基本の洗浄剤はアミノ酸系ココイルメチルタウリンナトリウムラウロイルメチルアラニンナトリウムといったところ。
泡立ちと洗浄力のバランスがまずまず良く、比較的さっぱり系のタイプと言えます。
とはいえ、その他の添加成分が非常に濃密に配合されているため、PEG-1ラウリルグリコールなどを加えて泡立ちを補助していますが、比較的泡の立ち上がりはそれほど良くないものと思われます。
どちらかというとしっとりした使用感となるかもしれませんね。
このシャンプーのメインと言えるのは、プロテイン成分をはじめとした栄養補給型。
アーモンドタンパク,はちみつタンパク,米タンパク、大豆たんぱく、ホエイたんぱく、ローヤルゼリータンパクと、プロテインシャンプーの名にたがわぬ処方を見せつけています。
この他にもアミノ酸各種、ケラチン、シルク、米でんぷん、アーモンド油などと徹底してたんぱく質やアミノ酸ペプチドを配合しようという意気込みがものすごく伝わってきます。
そこにシクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールで浸透性を高め、さらにヤシ油脂肪酸PEG7グリセリルの添加が潤滑性を高める役割を果たすなど基本的には仕上がりに大きな違いを生み出すことを目的とした処方となっているようです。
実際に、髪にハリコシ弾力、そしてエモリエント性、ツヤなどをわかりやすく与え、なめらかな仕上がりを手にすることが可能でしょう。
最初の方で述べたように、洗い落としというよりはこのように加えていく要素が非常に強いシャンプーです。
一方で気をつけたいのが,これまで述べたようなタンパク質成分などが悉く髪の外側にくっつくような性質のものであるということ。
シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールの添加こそありますが、基本的には髪の外側を覆い、それによって弾力を感じさせるという仕上がりになりますので、髪自体が補修されたというわけではないことに注意が必要です。
要するに、分かりやすい弾力が付与されるが、それの持続性は高くない。
一時的なハリコシの実現を求めるシャンプーであって、髪自体をトリートメントすることによって根本的に髪を強くするというわけではないということです。
例えば、髪が細くボリュームアップしたい、少し癖があってツヤツヤの髪にしたい、というような希望には沿ういうことができそうですが、とてもダメージレベルが大きくて補修力によって髪を回復させたいというような願いを持っている方には、十分な働きができないかもしれません。
ダメージ部分を選択的に強化する、というような芸当は得意ではないのです。
その代わりに、細い髪に弾力をつけるとか、ツヤを出すと言ったことは十分に叶えられそう。
その辺りを考慮して選ばれると間違いがないかなと思います。
基本的にはシャンプーとしては悪いものではないので、試してみる価値はありそうですね。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。