解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
花王ブランド名
リーゼ容量
200ml参考価格
883円1mlあたり
4.4円JANコード
4901301010476KaisekiID
7993全成分
スタイリング剤なんてどれも同じ、そう思ってる人ももしかしたら居るかも知れません。
しかし、実はけっこう違うものです。何が?やはり安全性をどう考えるか、という部分で大きく二手に分かれるようなイメージです。
リーゼのスタイリングブローは、ヘアセット用樹脂成分をベースにしなやかな弾力とセット感を与え、仕上がりの快適さは十分といったところ。パリッと固まる、というより、もう少し融通が利く感じ。ある程度機能的。
しかし、それに満足しなかったのか、4級カチオン界面活性剤ステアルトリモニウムクロリドを投入。この成分があることによって変わるのは、一瞬で髪がサラサラになる、ということです。
シャンプー・リンスのリンスの方のベースで使われてますし、洗濯で言えば柔軟剤ですね。その成分が入っているので、当然サラサラになります。
しかし考えても見てください。洗い流さないスタイリング剤に、脱毛剤の主役として使われるような成分が使われている。これが意味するのは、とんでもなくリスキーであるということです。
4級カチオン界面活性剤は、0.1%の配合量で脱毛剤としても機能しますし、圧倒的に強いタンパク変性作用が特徴です。トリートメントなどを使った後に必ずお湯ですすぐのは、こうした危険性を残さないためです。
スタイリング剤ということで、つけっぱなしにすれば、、当然リスクが丸ごと頭髪に残ってしまうということになりますから、安心して使えるわけがないのです。
どんなに仕上がりが良いスタイリング剤であったとしても、こうした安直な手法でサラサラ感を実現している製品はオススメしません。せいぜいハゲなかったとしても、肌荒れを起こすリスクはラウリル硫酸ナトリウム以上ですので、どう転んでも肌には良くありません。
髪を熱などから守ってくれるのが自慢みたいですが、肌も守ってくれよと思ってしまいますね。
スタイリング剤も、こうした観点から商品選びをすると、失敗が少なくなるでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。