総合点
1.5総合ランク
286個中 252位成分数
21植物エキスの数
0コスパ
0安全性
0素材の品質
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
0メーカー
花王ブランド名
リーゼ容量
150ml参考価格
797円1mlあたり
5.3円JANコード
4901301271266KaisekiID
7996リーゼのスタイリングシリーズはいくつか種類がありますが、構成要素はほとんど似たようなもの。このまっすぐのばせるミストも、肝となっている成分は他と同じです。配合比率の違いで仕上がりの感じを変えているようなものです。
ドライヤーの熱でスタイルをロックする、その役割はポリシリコーン。熱から守る系の素材としては比較的単純な成分ですが、まぁスタイリング素材としてはまぁまぁでしょう。コーティング成分にアモジメチコンが加わっているのは、少し髪に蓄積物が残りそうで心配ですね。ビルドアップにより繰り返し使うほどツヤや指通りが悪化する懸念があります。
さて、ヒートロックシステムについて説明してきましたが、残念なことにおすすめしない決定的な理由が存在してしまっているんですね。
4級カチオン界面活性剤ステアルトリモニウムクロリドがわりと多めに配合されている、という点です。
洗い流さないトリートメントへの配合の場合、カチオン界面活性剤の悪い部分、副作用的な部分が顕在化し、肌荒れや脱毛といった典型的な被害を生じる可能性があります。これは、カチオン界面活性剤の性質そのものなので、とくべつ不思議なことではありません。すすぐからこそ、これらのデメリットを防ぐことが本来できるわけですから。
手っ取り早く指通りがよくなる、というメリットのために配合されがちなカチオン界面活性剤ですが、そのリスクを考えたらまずおすすめすることは難しいです。どれだけスタイリング剤として有能だったとしても、品質の良い紫外線吸収剤が配合されていたとしても、それらを凌駕するリスク=4級カチオン界面活性剤が配合されている時点で忌避すべき商品といえるでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。