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総合点

1.73

総合ランク

285個中 243

成分数

21

植物エキスの数

1

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0
リーゼ 内向きスタイリングシャワー解析チャート
販売元による宣伝文
●ドライヤーで根元からわさわさ乾かすだけでハネやクセをほぐす、スタイルコントロール処方。毛先までいっきに内向きスタイルに
●地肌につくのを気にせず使える。化粧水成分* 配合(保湿)
熱から髪を守るヒートプロテクト成分* * 配合
●咲き誇るフレッシュブーケの香り
* グリセリン* * リンゴ酸
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リーゼ 内向きスタイリングシャワーの解説

リーゼのスタイリング剤。やりたいことは十分理解できるんですが、詰めが甘すぎないか

地肌につくのを気にせず使える?!

何より驚いてしまうのが、商品説明にある「地肌につくのを気にせず使える化粧品成分を配合(保湿)」という文言。

これでは、頭皮についてしまっても何ら問題がないと思いますよね。ですが実際はまったく違う結末となっています。

4級カチオン界面活性剤ステアルトリモニウムクロリド配合によって、言うなれば脱毛剤のごとく副作用をもたらす製品となっています。ステアルトリモニウムクロリドは、0.1パーセントの配合量で脱毛剤として機能してしまうものです。同時に、ダメージヘアの補修ベースとなる貴重な存在でもありますが、その安全性は洗い流すことによって担保されます。この製品のように、洗い流さないつけたままの状態では、肌が荒れようがハゲようが、なんら不思議ではないのです。

内向きスタイルの根拠

最初からデメリットの部分をお伝えして、さぞかしげんなりしていることと思いますが、この製品の長所はあるのでしょうか。

ずばり、スタイリング効果をもたらすポリシリコーン9ですね。髪にパリッとしたハリコシを与える成分です。この他には、前述したカチオン界面活性剤以外にとくべつ目立ったスタイリング成分は含まれません。

要は、相当シンプルに作られている上に危険性が高いという内容になっています。

まとめ

カチオン界面活性剤が含まれていることによって、瞬時に髪をサラサラにする、スタイルコントロールするということが可能になっていますが、洗い流さないことによって肌荒れのリスク、脱毛のリスクが高くなってしまっているためおすすめはしません。手軽さと引き換えに失うものが、あまりにも大きいように見えるからです。

もちろん、コンディショニング効果を付与したいと言っても、この製品のようなリスクを抱えることなく実現可能な成分はいくつもありますので、商品選びをする際には安全性がどうなっているのか、という部分に着目することも大事かと思います。

リーゼに関しては、よく言えばシンプルで、悪く言えば行き届いてない、満足度が十分ではないのかな、という性能に見えますし、もっとも影響力のある成分がリスクが大きい、というのはあまり褒められたことではないのかなと思います。