解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
サステリエブランド名
サロンオブエデン容量
440ml参考価格
1540円1mlあたり
3.5円JANコード
4570088650030KaisekiID
7818全成分
成分数の多さが凄まじい,そんな製品を見る場合は、それほど効果的ではない部分をばっさりと後回しにしてしまうという見方がおすすめです。
特に、サロンオブエデン製品のような植物由来成分がひしめき合っているタイプでは顕著です。
植物エキスというのは意味ないというわけではないものの、効果としては遠回りであることが多いです。
トリートメントでは特に髪に対して有効な植物由来成分、というとそれほど多くありません。
そのため、実際に効果として体感できる部分をまず見ていましょう。
ベースで軸になっているのは持続性がやや高い4級カチオン界面活性剤。
として高密着性のエステルオイル。
ダメージ部分にしっかりと対応して、かつ包まれてる感の強いエモリエント効果が特徴と言えるベースです。
使いごたえがあるタイプとも言えますね。
そして、独特な潤滑性をもたらすモリンガ(ワサビノキエキス)、ダメージ部分補修と潤滑性をもたらすメドウフォームラクトン、浸透力のシクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、弾力を与えるケラチン、アミノ酸系両性界面活性剤の潤滑性、生体適合性保湿成分リピジュア、キューティクル補修のクオタニウム33、高抱水性成分のダイマージリノール酸ダイマージリノレイルなどが配合。
ちなみに言うと、植物エキスの質も悪くないのですが、髪につける上ではそれほどメリットがないので特に言及はしません。
あってデメリットになるというものではありませんし、あってもなくてもという感じで見ておいてください。
さて、トリートメントとしての能力ですが、成分の能力だけで言えば十分に優秀です。
使いごたえがあり、トータル的に髪を補修できる優れたトリートメントのように仕上がりが期待できそうです。
一方で注意しなければいけないのが全体の成分数があまりにも多いということ。
そして,素材のわりに割安に見えるということ。
これが意味するところは良い成分がかなり微量ずつしか配合されていないのではないか、という当然の疑問。
名目上は全成分にリストアップされているものの、実際は効果がないくらい少ししか配合されていないということもよくあります。
ある成分が期待通りの働きをするには、最低でも有効濃度といわれる配合量以上に含まれていなければなりません。
そういった観点から見てみると、前述した良い成分は見るからに配合量が少なそうなのは否めませんし、実際に値段から推察してもそうなのでしょう。
それ自体が悪というわけではありません。医薬部外品の有効成分表示でもない限り、そういった手法が許されているわけですから。
この製品については一般的なコンディショナーより多少気が効いた仕上がりになる、ただし成分表の印象ほどではないというのが正しいかと思います。
より良いコンディショナーであって、より良いトリートメントではない。
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