Ingredient Analysis

ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド

カチオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 609
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
-70

安全性
-20

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド
医薬部外品名塩化ステアリルトリメチルアンモニウム
INCI名Stearoxypropyltrimonium Chloride
化学式C24H52ClNO
分子量406.13 Da
由来合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域4.0〜6.0
EWGスコア4/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 医薬部外品承認成分 規制なし
カテゴリ カチオン界面活性剤
ステアロキシプロピルトリモニウムクロリドの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 -20
成分の素材品質・配合価値
安全性 × -70
肌・頭皮への安全性
補修力 +15
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 × -65
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +35
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 -20
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -35
環境負荷・生分解性の評価

概要

ステアロキシプロピルトリモニウムクロリドは、ステアロキシ基(C18脂肪族エーテル鎖)をプロピル基を介して4級アンモニウムと結合させた合成カチオン界面活性剤。陽イオン性によりマイナスに帯電した毛髪ダメージ部位に強く吸着し、持続的なコンディショニング効果を発揮。シリコーンとの親和性が高く相乗的に指通り・まとまりを向上。帯電防止・殺菌効果も持つが、頭皮への刺激リスクが相対的に高く、皮膚直接接触への注意が必要。

ステアロキシプロピルトリモニウムクロリドの解析

ステアロキシプロピルトリモニウムクロリドは、炭素数18のステアロキシ(脂肪族エーテル)鎖を持つ4級カチオン界面活性剤(第4級アンモニウム塩)で、リンス・コンディショナー・トリートメント製品に広く配合されている。CAS番号23328-71-4。医薬部外品での表示名は「塩化ステアリルトリメチルアンモニウム」として知られる。

作用機序のポイントは静電気的吸着にある。毛髪は特にダメージを受けた部位でキューティクルの剥離によりマイナスに帯電しているため、陽イオン性のこの成分が強く引き寄せられる。脂肪族エーテル鎖の疎水部が毛髪表面に膜を形成することで、他のカチオン界面活性剤よりも吸着持続性が高く、洗い流した後も効果が持続する。さらにシリコーンとの相溶性・親和性が優れており、ジメチコンやシクロメチコンと組み合わせると相乗的なスリップ感・まとまりを生み出す。

安全性については、40年以上の使用実績があり、0.448%以下の濃度または3分以内の短時間接触では皮膚刺激はほぼ認められないというデータもある。しかし4級アンモニウム塩として本質的に高い表面活性を持つため、頭皮・皮膚への直接付着には注意が必要で、炎症リスクが生じる場合がある。頭皮を避けて毛幹のみに使用することが推奨される。類似成分のセトリモニウムクロリドやベヘントリモニウムクロリドと比較すると、炭素鎖長(C18)と特有のエーテル結合がより強い疎水性膜を形成し持続性に優れる一方、水への分散性はやや劣る。

環境面では、4級アンモニウム塩特有の難生分解性が懸念され、水生生物への毒性リスクも指摘されている。製品配合濃度は一般に0.5〜3%程度で、これを超えると残留感・頭皮蓄積リスクが高まる。シリコーンとの相乗効果を狙ったトリートメント設計に適した成分であるが、敏感肌・頭皮トラブル持ちの使用者は成分表の確認と使用時の丁寧なすすぎを心がけることが重要。

相性の良い成分

ジメチコン シクロメチコン ベヘントリモニウムクロリド セトリモニウムクロリド

相性の悪い成分・混合注意

アニオン界面活性剤(ラウレス硫酸Na等)

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