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ぎっしり詰まったコンディショニングシャンプー
全体を通して髪をしなやかに、ということで一貫している印象ですね。
ベースがコラーゲンの洗浄剤、ココイル加水分解コラーゲンKということで、もう洗うよりしっとりさせろ、という意図がここではっきりしている構成です。
補助的にコカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNaが気持ち配合されていますが、泡立ちをよくする的な目的である可能性が高いです。
その他、ケラチン、コラーゲン、シルク、頭皮環境改善系エキスがたくさん、清涼のハッカ、抗炎症エキス、アミノ酸各種、
微量ですが疑似セラミド、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(ベヘニル/イソステアリル/フィトステリル)は抱水性が高く、密着力も。
紫外線吸収剤、ホホバ、スクワラン、デンプンといった保湿成分など。
全体としては、
まず洗うことは重視されていません。なので、さっぱり感はほとんどない中で、
ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド(4級カチオン界面活性剤)まで配合して髪をしなやかにさせようとしているので、
エキス類があるわりに頭皮に刺激的な面もあります。
さらに、たくさん成分があるわりに、コンディショニング効果重視のわりに、さほどそれらの効果が抜群に高いわけでもない。
つまり、洗えない、肌の弱い人は無理、意外とコンディショニング効果(ふんわり感)が高くないということになりかねないと見ました。
エキス類の活躍で、じょじょに髪のコシが高まる可能性はありますが、それよりもこの構成で頭皮の理想的なバランスが保てるかな、という心配の方が大きい一品であります。