Ingredient Analysis

ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)

成分 16件の商品に配合 ID: 772
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+33

安全性
+38

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)
慣用名・別名疑似セラミド
INCI名Bis(Cholesteryl/Octyldodecyl) N-Lauroyl Glutamate
由来半合成
推奨配合濃度1〜5%
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +38
成分の素材品質・配合価値
安全性 +33
肌・頭皮への安全性
補修力 +22
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +22
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +25
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +1
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +8
環境負荷・生分解性の評価

概要

グルタミン酸にラウロイル基とコレステリル・オクチルドデシル基を結合させたアミノ酸系エステル油性成分。疑似セラミドとも呼ばれ、ラメラ液晶構造を形成して角層の細胞間脂質様の働きをする。コレステリル基が毛髪・皮膚脂質との親和性を高め、高いエモリエント効果・バリア機能強化・保湿力を発揮。べたつきが少なく官能特性に優れる高機能油性成分。

ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)の解析

ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)は、アミノ酸の一種であるグルタミン酸を骨格に、ラウロイル基(ラウリン酸由来)、コレステリル基、オクチルドデシル基を結合させた複合エステル型の油性成分。その最大の特徴は、ラメラ液晶構造を自発的に形成できる点にある。これはヒト皮膚・毛髪の細胞間脂質(セラミドを主体とするラメラ構造)と非常に近い分子配列であり、「疑似セラミド」として機能する。

セラミドとの違いを挙げるとすれば、天然セラミドより低コストかつ安定して製品配合が可能な点、さらにコレステリル基の存在が毛髪・皮膚の固有脂質との高い親和性をもたらす点が挙げられる。毛髪に適用した場合、損傷したキューティクル間隙にラメラ状に吸着・充填し、ダメージ補修・平滑化・保湿性向上を同時にもたらす。スキンケアでは角層バリア機能を補完し、経皮水分蒸散量(TEWL)を低減する効果が期待される。

使用感の面では、オクチルドデシル基による適度な流動性がべたつきを抑え、滑らかなエモリエント感を実現している。類似成分としてラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)があるが、こちらは植物由来のフィトステリルを使用。コレステリル版は動物・発酵由来で皮膚脂質との整合性がより高いとされる。安全性も高く、アミノ酸系骨格由来の低刺激性が評価されており、敏感肌向け処方にも採用される。

製品中での配合量は通常1〜5%程度で、トリートメント・ヘアオイル・美容液・クリームなど幅広いカテゴリに活用される。環境面では生分解性はやや限定的だが、石油系エモリエントと比較すれば比較的マイルドな環境負荷に留まる。セラミドを補う「脂質系スキャフォールド成分」として、現代のバリア機能重視スキンケアの潮流とも合致する、注目度の高い多機能油性成分といえる。

相性の良い成分

セラミド コレステロール 脂肪酸 ヒアルロン酸 ナイアシンアミド

ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)を含む商品ランキング

16件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)