カテゴリ:シャンプー
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
成分に高リスクが検出されました
EU規制の成分が検出されました(2件)
個人差要因皮膚感作性4件・アレルゲン5件・経皮吸収43件
メーカー
ナンバースリーブランド
Number Three Inc容量
300ml参考価格
3960円1ml単価
13.2円JAN
4985514030858ASIN
B0GS958GZM発売日
2026年4月22日ID
11273全成分
商品説明
解析チームです。夏の夜を快適に過ごすための「優眠美容」をコンセプトにした、ナンバースリーの意欲作を解析しました。
総合点2.77点と業界平均を若干下回る結果となりましたが、使用感4.2点(平均+1.2点)と洗浄力4.3点(平均+1.3点)が際立つ特徴的な処方です。一方で髪補修力1.4点(平均-1.6点)と洗浄剤品質2.0点が足を引っ張る形に。アミノ酸系洗浄剤をベースにしながら、メントール系清涼成分で夜用シャンプーという新カテゴリーを狙った野心的な製品といえます。1ml単価13.2円というプレミアム価格帯ながら、睡眠の質向上という現代的な課題にアプローチした処方設計が注目ポイントです。
ラウロイルメチルイセチオン酸Na・ラウロイルメチルアラニンNa・ラウロイルメチルアラニンTEAの3種を主軸とした洗浄基剤が配合されています。メチルアラニン系は日本人好みのバランス型洗浄剤として評価が高く、EWGスコア2の安全性を保ちながら適度な洗浄力を発揮。コカミドプロピルベタイン(EWGスコア3)との相乗効果により、優れた増粘・起泡性を実現しています。
ラリックスエウロパエア木エキスを中心に、アセチルチロシン、ピロ亜硫酸Na、塩化亜鉛がセットで配合された白髪対策成分群です。色素幹細胞の活性化により黒髪化を促進する仕組みで、従来の染色とは異なるアプローチが特徴。慶應義塾大学の研究では、色素幹細胞の枯渇が白髪の主因であることが明らかになっており、この処方はその知見を活かした設計といえます。
メントール(EWGスコア3)とセイヨウハッカ葉エキス(EWGスコア2)のペアリングにより、TRPM8受容体活性化による即効性のある清涼感を付与。メントールの刺激性をハッカエキスの抗炎症作用でバランスさせた巧妙な処方です。推奨配合量0.1-8%の範囲で適切にコントロールされており、夜間使用でも過度な刺激を避けた設計となっています。
レブリン酸が配合されており、熱処理による髪のタンパク質との反応でハリ・コシを向上させる効果が期待されます。シャンプー中の成分としては珍しく、洗いながら髪質改善を狙った意欲的な配合。角質溶解効果により頭皮環境の改善にも寄与する可能性があります。
アセチルヘキサペプチド-1という6種のアミノ酸で構成された合成ペプチドが配合。皮膚の緊張緩和によるシワ改善効果が報告されており、頭皮のエイジングケアにも貢献。コラーゲン産生促進作用により、頭皮の弾力性向上も期待できる注目成分です。
圧倒的な洗浄力4.3点でしっかり汚れを落としつつ、使用感4.2点の心地よさを両立した稀有な処方。メントール系清涼成分による即効リフレッシュ効果は、夏の夜のベタつき解消に最適です。安全性4.0点と保湿力3.9点の高さも安心材料。
一方で髪補修力1.4点は要注意レベル。レブリン酸配合にも関わらず補修効果が限定的な点は処方バランスの課題といえます。洗浄剤品質2.0点も業界水準を下回り、1ml13.2円の価格に見合わない評価。アミノ酸系洗浄剤の組み合わせは良好ですが、全体的な成分品質向上の余地があります。
注意点:メントール系成分の刺激性により、敏感肌の方は使用前にパッチテストが推奨されます。フェノキシエタノール(EWGスコア4)との拮抗関係にも配慮が必要です。
「優眠美容」という新ジャンル開拓を狙った野心的な製品です。メントール系清涼成分による爽快感と白髪ケア成分の組み合わせは独創的ですが、髪補修力の低さが全体評価を押し下げています。コンセプトは素晴らしいものの、技術的な完成度にはまだ伸び代があります。
使用シーン別推奨度:
余談ですが、慶應義塾大学の研究によると睡眠の質向上が美容に与える影響は想像以上に大きく、このアプローチ自体は時代のニーズを捉えた先見性があります。