Ingredient Analysis

ラウロアンホ酢酸Na

アニオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 755
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+50

安全性
+20

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名ラウロアンホ酢酸Na
医薬部外品名N-ラウロイル-N'-カルボキシメチル-N'-ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム液
慣用名・別名ラウロアンホ酢酸Na
INCI名Sodium Lauroamphoacetate
由来植物性
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域3.5〜8.0
EWGスコア2/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +25
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +50
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +25
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヤシ油脂肪酸(ラウリン酸)由来のイミダゾリン型両性界面活性剤。正確にはグリシン型アンホ酢酸塩に分類される。pHに応じて電荷が変化し、中性域では両性、塩基性域ではアニオン性、酸性域ではカチオン性を示す万能型界面活性剤。単独の洗浄力は低いが、アニオン界面活性剤の刺激を顕著に緩和し、泡質・粘度・使用感を高める補助洗浄剤として機能。眼・粘膜刺激性が極めて低く、ベビー製品にも採用される高安全性素材。

ラウロアンホ酢酸Naの解析

ラウロアンホ酢酸Naは、ヤシ油脂肪酸(ラウリン酸)とヒドロキシエチルイミダゾリンから合成されるイミダゾリン型両性界面活性剤だが、実際の主生成物はグリシン型アンホ酢酸塩であることが1990年代に明らかになっている。分子内に正負両方の電荷を持つ構造が、洗浄力・安全性のバランスを生み出している。

最大の特徴は圧倒的な低刺激性。ラウリル硫酸Naのような強力なアニオン界面活性剤と配合することで、その皮膚・粘膜への刺激性を顕著に和らげることができる。これは「刺激緩和作用(マイルドニング効果)」と呼ばれ、処方設計において非常に重要な役割。ベビーシャンプーや敏感肌向け洗顔料の主洗浄剤に採用されるほど、刺激性の低さは際立っている。

コカミドプロピルベタインと並んで「定番の低刺激補助洗浄剤」として知られるが、両者を比較するとラウロアンホ酢酸Naの方がやや泡立ちが細かくきめ細やかで、コカミドプロピルベタインよりも感作リスクが低い傾向がある。一方でコンディショニング感はコカミドプロピルベタインに一歩譲るとも言われる。

洗浄力だけを見れば低めだが、主洗浄剤のラウレス硫酸Na・コカミドプロピルベタイン等と組み合わせることで処方全体の泡質改善・増粘・刺激軽減を同時に達成できる点が処方設計上の強み。「縁の下の力持ち」的な成分といえる。

安全性面では、EWGスコアが低く、眼刺激試験・皮膚感作試験ともに問題なしとする報告が多い。植物由来であることに加え、生分解性も比較的良好とされ、環境面でも一定の評価を得ている。配合濃度は製品中の1〜10%が一般的で、低濃度でも十分な補助効果を発揮する。

相性の良い成分

ラウレス硫酸Na ラウリル硫酸Na ココイルグルタミン酸Na

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