解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ダリヤブランド名
サロンドプロカラーシャンプー容量
250ml参考価格
990円1mlあたり
4円JANコード
4904651184033KaisekiID
7620全成分
洗浄剤の部分は、 使用感は良いものの 洗浄力の高さは 市販の量産型レベル。
つまり、 質が良いというものではないということですね。
(C12,13)パレス-3硫酸Naは ラウレス硫酸ナトリウムとほぼ同等、 しかし感触はちょっとクリーミーという成分ですし、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールのような やはり完食を改善するような成分も含まれているので、 実際のクオリティよりも感触はよく感じる というのが特徴になっています。
とはいえ、 こちらのシャンプーの目的というのは アッシュ色素の補充にありますので、 その目的がしっかりと 達せられれば 洗浄剤の少しばかりの質の低さは気にならない可能性もありますね。
塩基性青75、 塩基性茶16という 吸着性が高いタイプの色素を 配合していて、 これは確かに 洗うだけでしっかり髪に色素が定着するという特徴を 示唆しています。
アッシュブラウンの色を髪に足すという 目的は、どうやら 嘘ではないようですね。
このシャンプーは取りも直さず感触が良いというのが特徴です。
前述したように洗浄剤自体もクリーミーなタッチであること、さらにシクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールの配合などがありますが、それだけでなくホホバオイル、ポリクオタニウム7、PEGー10ジメチコンまで配合。
椿オイルの配合もそうですが、仕上がりのその瞬間だけは潤滑性をたっぷりと感じさせるように設定されているようです。
これは、カラー毛を美しく見せるという一つのテクニックでもありますが、実際に入ったアッシュブラウンの色素がより美しく見えるように工夫がされているものと思われます。
これ自体は決して悪いものではないですね。
ただ、改善点としてはやはりベースの洗浄剤の部分では値段なりという印象が拭えないため、長期的な視点で見ると髪に負担となる洗浄力の高さだなあと感じます。
髪の保湿成分バリア成分を一掃してしまうだけのパワーはあるので、都度感触を良くするためのオイルなどが髪に乗るとしても、髪の内部のバリア成分は溶出してしまう量のほうが多くなるでしょう。
髪の傷みを抑えながら、という部分を重視したいのであれば、よりマイルドな処方のシャンプーを選ばれるべきかと思います。
そこら辺は気にしないよ、次のであればこのシャンプーでも色の補充という点では満足を得られるのではないでしょうか。
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