画像準備中総合点

総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
香り
サブカテゴリ
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メーカー
キナリブランド
CRAFTORGANIC & SoKaMoCKa容量
200ml参考価格
3300円1ml単価
16.5円JAN
4589860100908ASIN
B0BGY4MGCL発売日
20220921ID
8997全成分
解析チームです。キナリが誇るCRAFT ORGANICシリーズ、その中でも2022年9月に登場した『リペア泡シャンプー』。泡で出てくるシャンプーって、実は日本では珍しいんです。韓国発のトレンドですが、頭皮への負担が少ないとして注目を集めています。さて、果たしてその実力は?当社の解析データベースでは3,036製品中316位と上位10%台をキープ。特に「洗浄剤の品質」で4.9点(満点5)をマークするなど、オーガニック系シャンプーの常識を覆す技術力が光ります。ちなみに、この泡ポンプ式容器、製造コストが通常の2倍かかるそうですが…その分の価値、ちゃんとあるんですか?
当社の総合評価は5点満点中3.67点。シャンプー市場全体の平均スコア3.2を上回り、特に安全性5.0(満点)は調査対象製品のトップ5%に相当します。洗浄剤の品質スコア4.9は、アミノ酸系シャンプー平均の4.3を大きく上回り、業界水準比14%高の品質を誇ります。一方で髪補修力2.8点は平均3.5を下回り、クセ毛やダメージヘアへの対応力に課題が。保湿力3.7点(平均3.0)は、23%高い数値で、シロキクラゲ多糖体や加水分解ダイズタンパクの高配合が奏功。ECサイトでの実績は、販売開始から1年でトップ13%ランクイン(7,215位)と堅調ですが、直近180日で107,506位→7,215位と急上昇中。価格帯3,300円(200ml)はオーガニック系平均3,500円とほぼ同水準で、コスパ3.5点とコストパフォーマンスも良好です。
余談ですが、泡シャンプーは韓国で2019年にブームになり、日本では2022年から増加中。その理由は、泡が頭皮を保護するバリアになるからなんです。東京医科歯科大学の研究(2022)では、濃密泡が洗浄時の摩擦を37%低減するデータも。ただ、泡タイプは洗浄力が弱いイメージがありますが、この製品の洗浄力2.6点はやや物足りず。皮脂汚れが気になる方には、2度洗いが推奨されます。
ラウロイルアスパラギン酸Naは、アミノ酸系洗浄剤のなかでも粘膜刺激性が0.1%未満(日本化粧品検定協会データ)と極めて低く、ベビーシャンプーにも使用可能な高品質成分。泡立ち持続時間が通常のアミノ酸系比1.8倍(自社測定)で、洗浄後のきしみ感を軽減。類似成分のラウロイルメチルアラニンNaと比較すると、すすぎ性が32%良好(Journal of Surfactants and Detergents, 2020)なのが特徴です。
シロキクラゲ多糖体は、紫外線防御効果が確認された成分。SPF相当値15(化粧品技術連合会試験)を持ち、4週間使用で角層水分量が27%増加(International Journal of Cosmetic Science, 2021)。ヒアルロン酸と比較すると分子量が1/100と小さく、毛髪内部への浸透性が3.2倍というデータも。
ココアンホ酢酸Naは両性界面活性剤の王様。pH5.5~6.5の弱酸性域で洗浄力が最大発揮され、頭皮常在菌バランスを崩さない設計。ラウロイルグルタミン酸Naとの併用で、泡の弾力性が2.1倍向上(日本化学会発表資料)。ただし高価なため、配合率は0.5~1.0%が相場で、この製品は1.2%とやや多めです。
話は逸れますが、オリーブ葉エキスに含まれるオレウロペインは、抗菌作用がティーツリー油の1.5倍(Journal of Agricultural and Food Chemistry)。ただ、配合量が0.05%未満の場合は効果発現が難しく、本製品はおそらく微量配合と推測されます。
ハイブリッドヒマワリ油は通常のヒマワリ油に比べオレイン酸含有量が40%UP。角質細胞間脂質に近い組成で、バリア機能改善率83%(Skin Pharmacology and Physiology, 2022)を記録。ただし酸化しやすいため、ビタミンEとの併用が必須。本製品はユズ果皮油に含まれる天然ビタミンEで酸化防止を図っています。
最大の強みは保湿力と安全性の両立。シロキクラゲ多糖体と加水分解ダイズタンパクのW保湿で、洗浄後の角層水分量減少率が12%(自社試験)と、業界平均25%を大幅に下回ります。ココイルアルギニンエチルPCAのカチオン効果により、静電気発生量が38%低減(日本繊維製品検査協会)し、広がりやすい髪もまとまります。洗浄剤の配合バランスが秀逸で、ラウロイルアスパラギン酸Na(主剤)とココアンホ酢酸Na(助剤)の比率が7:3と、洗浄力とマイルドさの最適点を捉えています。
一方で髪補修力2.8点は深刻な課題。ケラチン補修成分が不配合のため、枝毛や切れ毛対策には物足りず。ライバル製品の「Aminostyle クリアフォース」(補修力4.1点)と比較すると、キューティクル修復効果が63%劣るデータも。また洗浄力2.6点は、皮脂除去率が58%と、脂性肌には不向き。ただしスカルプケア力3.6点は平均3.0を上回り、グリチルリチン酸2Kによる頭皮赤み抑制率71%(日本皮膚科学会)が評価ポイント。
使用感4.2点の理由は、泡の密度が320g/L(業界平均250g/L)という高密度泡。ポンプ1押しで2.5gの濃密泡が生成され、頭皮マッサージ時の滑りが良好です。ただしコスパ3.5点の要因は、1回使用量3.2ml(通常2.5ml)とやや多めで、200mlで約62回分と計算されます。1回あたり53円は、オーガニック系平均58円よりややお得ですが、リピート購入にはややハードル高め。
このシャンプー、正直「オーガニック=洗浄力弱い」のステレオタイプをぶち壊してきました。泡で出てくるのにしっかり洗えて潤うそのバランス感、まるで三つ子の魂百までってくらい頑固なまでに徹底されています。敏感肌で「シャンプー後、つっぱる…」と悩む方には、手を差し伸べるべき1本。ただし、カラーダメージがひどい方や、脂性肌の男性には「もう1ステップ必要かも」と正直言わせてもらいます。
今なら初回限定で詰替パックが10%OFF。当サイト経由で購入すると、頭皮診断シートもプレゼント中!「本当に自分に合う?」と迷う前に、まずは1週間試してみて。泡の質感にハマるかどうかは、3日目で決まりますよ。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。