解析結果

h&s [新モデル] シャンプー モイスチャー ポンプ 340g エイチアンドエス

カテゴリ:シャンプー

h&s [新モデル] シャンプー モイスチャー ポンプ 340g エイチアンドエス
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総合ランク

2156個中 1766

総合点

2.4
2.4

1mlあたり

2
コスパ
2.8

カテゴリ内順位

82%以内
1,780位 / 2,158製品中
上位
h&s [新モデル] シャンプー モイスチャー ポンプ 340g エイチアンドエス解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 915 Amazonランク

@cosme 4.1 口コミ 743件

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性1件・経皮吸収9件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 7件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
2.4 / 5
EWG スコア
平均 3.7 最高 8
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 1件
ラウリル硫酸ナトリウム
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
71%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
27%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 9
植物エキス 0
コスパ
2.8
安全性
3.6
素材の品質
1.4
洗浄剤の品質
3.9
洗浄力
3.1
髪補修力
1.2
育毛力
2.1
使用感の良さ
2.1
エイジングケア
2.1
ホワイトニング
3.0
保湿効果
1.3
スキンケア力
0.2
環境配慮
2.2
浸透力
1.2
即効性
2.4
持続性
1.6
ツヤ感
2.7
サラサラ感
2.7
優れた素材 0
注意素材 2
香り 香りアップグレード 優しい花々と果実の香り
サブカテゴリ 総合

メーカー

P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)

ブランド

h&s

容量

340ml

参考価格

687円

1ml単価

2円

JAN

4987176370433

ASIN

B0GGHZ56BQ

発売日

2026年3月18日

ID

11356

シリーズ名

5 in 1 マイルドモイスチャー

対象の髪タイプ

乾燥毛・フケ・かゆみが気になる方向け

詰め替え

なし

公式サイト

公式サイトを見る
広告を含みます。

商品説明

h&s独自の薬用有効成分配合で、頭皮の乾燥・かゆみ・におい・べたつき・フケの根本原因に届いて働き、しっとりまとまる髪へ導く。弱酸性のもっちりとした泡が頭皮を優しくディープクレンズしながら、頭皮の水分量を保つ。ほのかなフローラルブリーズの香り…
広告を含みます。

ANALYZEDh&s [新モデル] シャンプー モイスチャー ポンプ 340g エイチアンドエスの解説

「モイスチャー」なのに保湿力が要注意水準のなぜ

解析チームです。P&Gのロングセラー「h&s」シリーズから登場した新モデル・モイスチャータイプを成分レベルで分解します。フケ・かゆみ対策を謳う医薬部外品ですが、スタッツデータからは製品名「モイスチャー」と成分処方の間に看過できないギャップが浮かび上がりました。


概要

Stats Overview — h&s モイスチャー

総合スコア

2.38/5.0

洗浄剤の品質

3.9/5.0

洗浄力

3.1/5.0

スカルプケア力

0.2/5.0

保湿力

1.3/5.0

髪補修力

1.2/5.0

安全性

2.4/5.0

コスパ

2.8/5.0

配合成分レベル

1.4/5.0

平均スコア:3.0点基準 / シャンプー3226品中1927位

総合スコア2.38点は業界平均(3.0点)を0.62点下回り、3226品中1927位と評価スペクトルの下半分に位置します。特に乖離が顕著な3項目が、この製品の本質的な課題を物語っています。

スカルプケア力0.2点、髪補修力1.2点、保湿力1.3点はいずれも「要注意」水準。「モイスチャー」という製品名が示す保湿ケアへの期待に対して、成分処方が大きく乖離しています。一方で洗浄剤の品質3.9点(平均以上)という唯一の強みが示すように、「汚れを落とす」という一点に処方の重心が置かれた設計と読み解けます。フケ・かゆみ対策を謳う医薬部外品である以上、頭皮環境への配慮が成分から見えにくい点は注目すべき論点です。

生分解性平均0.71という数値は「易分解(環境負荷低)」に分類されており、環境負荷の観点では一定の評価ができます。


注目成分

ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)

全成分の第1番目に位置する主洗浄剤。EWGスコア8(10段階)、GHS感作性分類1Bという数値が示す通り、ヘアケア用洗浄剤のなかでも刺激性が際立って強い部類です。分子量が小さいため皮膚バリアを超えて深部へ浸透しやすく、皮脂だけでなく天然保湿因子(NMF)やケラチン構造にもダメージを与えることが知られています。英国ハートフォードシャー大学の研究では、SLSによる経表皮水分蒸散量(TEWL)の有意な増加が確認されており、バリア破壊型の洗浄力であることが裏付けられています。なお、GHS感作性1Bは「感作性物質」として皮膚への反応性を示すデータがある分類で、頭皮が敏感な方には特に留意が必要な情報です。

ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(SLES)

SLSにエチレンオキサイドを付加した改良型アニオン界面活性剤で、EWGスコア5・旧指定成分(日本の旧制度下で表示義務があった成分)。分子量を増大させることでSLSより皮膚深部への浸透性は低下し(経皮吸収リスク0.25)、刺激性は幾分緩和されています。ただし脱脂力・起泡力は依然強く、第1成分のSLSと二段構えで配合されることで相乗的な洗浄力が生まれている構成です。CIR(化粧品成分安全性審議会)の評価は「Safe with Qualifications」であり、使用濃度や条件によって安全性が変わりうる成分として位置づけられています。

ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン

ヤシ油由来の両性界面活性剤でEWGスコア2・生分解性0.80という処方中最も安全性評価が高い洗浄補助成分。主たる役割はSLS/SLESの刺激を一定程度緩和し、泡質を改善することです。実際にSLESとの組み合わせでは泡のクリーミー感と刺激低減効果が確認されており(相乗効果データあり)、処方設計上の「バッファー役」として機能しています。ただし、SLS・SLESが処方上位2成分を占める現状では、この緩和効果には構造的な限界があります。

塩化アルキルトリメチルアンモニウム液

主成分はベヘントリモニウムクロリド(C22アルキル鎖)のEWGスコア6のカチオン界面活性剤。ダメージ部位に吸着して帯電防止・疎水性回復を担い、しっとり系の仕上がりをもたらすコンディショニング剤です。一方で、同処方に含まれるSLS(アニオン系)との間には電気的な拮抗関係があり、互いの機能を打ち消し合うリスクが指摘されています。「洗浄で削り、カチオンで補う」設計自体は一般的ですが、削る力が強すぎるとカバーしきれない場合があります。

塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]グァーガム(カチオン化グアーガム)

マメ科グアー豆由来の植物性高分子ポリマーをカチオン化した成分で、生分解性0.85・経皮吸収リスク0.10と環境面・安全性面に優れた処方数少ないポジティブ成分。アニオン界面活性剤(SLS/SLES)と組み合わせることで吸着性が高まり、コンディショニング効果を発揮する処方設計の巧みさが見られます。ただし、同処方にはカチオン系の塩化アルキルトリメチルアンモニウム液も含まれており、カチオン過多によるビルドアップ(成分の毛髪への蓄積)リスクも理論上は否定できません。

豆知識

余談ですが、ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)によると、SLSは実験室でのタンパク変性試薬(SDS-PAGE)にも使用されるほどのタンパク質変性力を持ちます。洗浄力の高さとトレードオフの関係にある刺激性という観点では、配合順位(処方中の相対量)が議論のポイントになります。


メリット・デメリット

メリット

  • 泡立ちと洗浄力は本物:洗浄剤品質3.9点(平均以上)。SLS+SLESの二段構えで脂性頭皮・フケの物理的除去力は高水準。
  • 植物由来の緩衝材あり:EWG2のヤシ油系ベタインとカチオン化グアーガム(生分解性0.85)が刺激と質感を一定程度補正。
  • 環境負荷が低い:成分全体の生分解性平均0.71。マイクロプラスチック含有成分もなく、環境配慮の観点では評価できる処方。
  • 749円という価格帯:コスパ2.8点(やや物足りないも許容範囲)で市販品として入手しやすい。

デメリット・注意点

  • 「モイスチャー」の名に実態が追いつかない:保湿力1.3点は要注意水準。保湿成分の厚みが不足。
  • EWG8のSLSが筆頭成分:GHS感作性1Bに分類されるラウリル硫酸ナトリウムが第1成分。頭皮バリアへの影響は無視できない。
  • SLSとカチオン剤の拮抗リスク:アニオン(SLS)とカチオン(塩化アルキルトリメチルアンモニウム液)は電気的に打ち消し合う関係。補修成分の効果が減衰する可能性がある。
  • スカルプケア力0.2点という現実:フケ・かゆみ対策を製品コンセプトに掲げているが、成分処方はスカルプケア指標でも最低水準。

注意点:カチオン化グアーガムと塩化アルキルトリメチルアンモニウム液という2つのカチオン系成分が同居しており、長期連用では毛髪へのビルドアップ(成分蓄積)が起こる可能性があります。ザラつきや重さを感じた場合は使用を見直す判断材料になります。


まとめ

一言で言うと

D

総合スコア

2.38

3226品中 1927位

ひとこと評価

「洗浄力特化の"全部乗せ削り"シャンプー」

SLS筆頭の二段構え洗浄設計は「落とす力」に振り切っており、モイスチャーやスカルプケアの訴求と処方の中身が乖離。フケ除去という目的には一定機能するが、頭皮や髪を同時に整えたい用途には成分構成が追いついていない。

「汚れを落とす」という一点においては洗浄剤品質3.9点と機能しますが、それ以外の側面—保湿・補修・スカルプケア—はいずれも要注意水準に留まります。製品名「モイスチャー」が示す保湿訴求と、保湿力1.3点・配合成分レベル1.4点という実態の乖離は、処方設計の優先順位を正直に反映しています。

使用シーン別推奨度:

  • 脂性頭皮・皮脂過多の方:洗浄力3.1点は標準的な水準で、一時的な皮脂除去目的には機能しやすい。ただし頭皮バリアへの連続的なダメージも考慮する必要がある。
  • 乾燥毛・ダメージ毛の方:髪補修力1.2点・保湿力1.3点は要注意水準。製品コンセプトとの乖離が大きく、他の選択肢を検討する余地がある。
  • フケ・かゆみが慢性的に気になる方:スカルプケア力0.2点という数値は、成分処方面から見た頭皮環境改善への貢献の限界を示している。医薬部外品表記はあるが、成分の厚みには注目が必要。
  • 環境配慮を重視する方:生分解性平均0.71・マイクロプラスチック不使用は、同価格帯のなかでも環境負荷が低い点として評価できる。

口コミ件数が0件と市場評価データが蓄積されていないため、実際の使用感との照合は現時点では行えませんが、@cosmeスコア4.1/7.0という数値は成分分析結果と概ね整合しており、強い支持も強い批判もない「可もなく不可もなく」の評価に落ち着くと推察されます。

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