解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
P&G(プロクター&ギャンブル)ブランド名
h&s容量
350ml参考価格
1045円1mlあたり
3円JANコード
4987176053039KaisekiID
8042全成分
H&Sのプロシャンプー、ということでただのエイチアンドエスじゃないシャンプー、という期待が込められた一品です。
たしかに、ある意味でただ者ではなかったわけですが。
このシャンプーの特徴は、頭皮臭を防ぐ、デオドラントシャンプーであるというところらしいです。
それでは、どんな手法で匂いを防いでいるのでしょうか。
ラウリル硫酸Naとラウレス硫酸Naの登場です。はい、強烈で浸透性がある洗浄力を用いて、とりあえず匂いがしそうなものを全て一掃しようというタイプのシャンプーです。
というか、エイチアンドエスに限らずP&G製のシャンプーってみんなそんな感じだったような・・。
一応、ジンクピリチオンという殺菌成分を含んでいるあたりが違いといっていいでしょうか。あとは、医薬部外品であることですね。ただ、このシャンプーにおいては医薬部外品であることがなんらメリットになっているとは思いませんが。
ただただ洗浄力が強すぎる、そして浸透性も高いということで、臭いもそうですが肌バリアのあらゆる成分が洗い流されてしまうので、頭皮や髪の乾燥は免れません。さらに、頭皮の善玉常在菌も深刻な被害をうけるため、肌バリアの産生を阻害する可能性が高いでしょう。つまり、長時間にわたって肌が不安定な状態を招くというわけです。
一時的に体臭がしなくなったとはいえ、その後は以前よりも酷い臭いに見舞われる可能性が高いのです。
そういう意味では、デオドラント目的といってもお勧めできるシャンプーではなく、そもそもラウリル&ラウレス硫酸Nawをベースに据えてくる自体がもはや時代遅れ感を滲ませており、積極的に試す価値もないといったところ。
体臭や頭皮の状態を向上させたいのであれば、このような頭皮を全否定するような処方のシャンプーを選ぶべきではありません。
もともとある肌バリア 機能や、肌の機能をしっかりと活かすことが状態を上げる第一歩です。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。