解析結果
総合点
2.89総合ランク
150個中 73位成分数
11植物エキスの数
1コスパ
0安全性
0素材の品質
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
1メーカー
P&Gブランド名
h&s容量
30ml参考価格
2200円1mlあたり
73.3円KaisekiID
7332エイチアンドエスプロシリーズ、という中のエナジー スカルプ&ヘアチャージャーという商品と中身はほぼ同一です。
基本的には育毛剤というより、洗い流さないトリートメントという内容のようですが、切れ毛をへらすことによりヘアロスを予防という趣旨はどちらかと言うとトニック剤に近いものがありますね。
内容的にもショウガエキスやカフェインのような育毛系成分をふくみますので、髪をケアするトニック剤というような理解で良いかと思います。
さて、ここで疑問となるのが切れ毛を予防するようなコーティング成分を 頭皮に吹きかけるという行為が、 果たして理にかなったものと言えるのか。
この製品には、PEG/PPG-20/23ジメチコン、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマーのように割とはっきりしたコーティング成分が含まれており、切れ毛を防ぐために皮膜形成を利用するという論理は理解できますが頭皮に吹きかけることが理想的とは言いづらいですね。
アウトバストリートメントとトニック剤を一緒くたにしてしまったようなもので、切れ毛を防ぎたいなら髪だけに塗って髪だけに作用させるアウトバストリートメントが良いでしょうし、頭皮にはトニック剤を利用すれば良いと思うのですが。
時短で済ませたいのか、別々の目的の物を一つにまとめたトニック剤兼アウトバストリートメントのようです。
結局のところ、トニックとしての効果も非常に弱々しく、切れ毛を防ぐというほどのトリートメント効果も微妙で、どっちらを目的にするにしても望んだような結果を得られにくい製品と言えます。
先ほども言及しましたが、頭皮と髪は全く性質が違うので、それぞれに適した製品を使うのがもっとも当然で効果的です。
謎に一つにまとめても、この製品のようにどっちつかずを絵に描いたような結果になるパターンが多いですね。
残念ながら、メリットがはっきりと得られる感じは皆無なので他をお勧めします。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。