解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
P&Gブランド名
h&s容量
30ml参考価格
2200円1mlあたり
73.3円KaisekiID
7332全成分
エイチアンドエスプロシリーズ、という中のエナジー スカルプ&ヘアチャージャーという商品と中身はほぼ同一です。
基本的には育毛剤というより、洗い流さないトリートメントという内容のようですが、切れ毛をへらすことによりヘアロスを予防という趣旨はどちらかと言うとトニック剤に近いものがありますね。
内容的にもショウガエキスやカフェインのような育毛系成分をふくみますので、髪をケアするトニック剤というような理解で良いかと思います。
さて、ここで疑問となるのが切れ毛を予防するようなコーティング成分を 頭皮に吹きかけるという行為が、 果たして理にかなったものと言えるのか。
この製品には、PEG/PPG-20/23ジメチコン、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマーのように割とはっきりしたコーティング成分が含まれており、切れ毛を防ぐために皮膜形成を利用するという論理は理解できますが頭皮に吹きかけることが理想的とは言いづらいですね。
アウトバストリートメントとトニック剤を一緒くたにしてしまったようなもので、切れ毛を防ぎたいなら髪だけに塗って髪だけに作用させるアウトバストリートメントが良いでしょうし、頭皮にはトニック剤を利用すれば良いと思うのですが。
時短で済ませたいのか、別々の目的の物を一つにまとめたトニック剤兼アウトバストリートメントのようです。
結局のところ、トニックとしての効果も非常に弱々しく、切れ毛を防ぐというほどのトリートメント効果も微妙で、どっちらを目的にするにしても望んだような結果を得られにくい製品と言えます。
先ほども言及しましたが、頭皮と髪は全く性質が違うので、それぞれに適した製品を使うのがもっとも当然で効果的です。
謎に一つにまとめても、この製品のようにどっちつかずを絵に描いたような結果になるパターンが多いですね。
残念ながら、メリットがはっきりと得られる感じは皆無なので他をお勧めします。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。