総合点
2.15総合ランク
2911個中 1294位成分数
15植物エキスの数
1コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
0メーカー
P&G(プロクター&ギャンブル)ブランド名
h&s容量
350ml参考価格
1045円1mlあたり
3円JANコード
4987176053015KaisekiID
8043この商品のように、「スカルプ」コンディショナーというタイプは注意が必要です。いかにも頭皮に良さそうな名前なのに、全然そうじゃないケースがあまりにも多い。とくに、ヘアコンディショナーは一般的に頭皮には最悪になりがちだからです。
このコンディショナーの構成はシンプルで、ジンクピリチオンの殺菌効果が主体となっているほかは、大した機能を持ちません。
カチオン界面活性剤は含まれますが、3級タイプで頭皮にさほど悪影響が無いタイプといえます。とはいえ、塗らないよりは塗った方がリスクが高いのは言うまでもありません。
3級カチオン界面活性剤は、肌に悪影響が少ない分、ヘアケア効果も限定的で、中途半端と言えば中途半端だし、頭皮系のコンディショナーや洗い流さないトリートメントにも使える、という利点があるといえばあります。
このコンディショナーの救いは、頭皮に塗っても直ちに悪影響がないこと。ただし、ヘアコンディショナーとしてはほとんど期待できません。
スカルプコンディショナーだからといって、実際にトニックのような効果があるかというと微妙。先述したジンクピリチオンの殺菌効果を除いてはスカルプ系のメリットはなく、むしろカチオン界面活性剤や油剤が乗ることでのデメリットのほうが大きい。
ただでさえ皮脂が多い頭皮に、さらに油分を載せる必要性を感じるでしょうか。そういうことです。
デオドラント目的でジンクピリチオンが含まれている、これは一理あるものの、根本的に臭い問題を解決するには至らないでしょう。皮脂の分泌をコントロールするわけではないですからね。
頭皮用としても髪用としても、コンディショニング効果は実に微妙で、使うだけの価値がある製品とは到底思えません。
デオドラント目的であれば、もっと優れた製品が山のようにありますし、あえて髪用のコンディショナーにデオドラントを求めるのではなく、トニックなどで代用するべきでしょう。コンディショナーは髪に限定するべきです。下手すると禿げます。
コンディショナーにどうしてもスカルプケア効果を求めたいのであれば、例えばバイタリズムのコンディショナーのように実際にメリットがある製品を選ぶべきで、このような中途半端なものを選んだら何の進歩もないことになるでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。