解析結果
総合点
-0.06総合ランク
3008個中 2976位成分数
20植物エキスの数
0コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
2メーカー
P&Gブランド名
h&s容量
350ml参考価格
1320円1mlあたり
3.8円JANコード
4902430816229KaisekiID
7334ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウムをベースにするあらゆるシャンプーの中でも最下層のクオリティ。
単に洗浄力がハチャメチャに強いというだけでなく、浸透性も高いため根こそぎ脱脂して肌荒れを引き起こすことで知られるラウリル硫酸ナトリウムがベースです。
その他には有機亜鉛錯体のジンクピリチオン液による殺菌作用やセタノールのような油剤などは配合されますが、ベースの洗浄剤以外はほとんど注目するポイントがないと言っても過言でないほど、ベースがアレです。
フケが出てしまうような頭皮の状態に対して、そもそもラウリル硫酸ナトリウムが有効な解決策として使われることはありません。
ベタベタ系の大きなフケの状況には、最初の1回、2回はスッキリ洗えることでメリットがあるように思えそうですが、結果的に頭皮環境を根こそぎ乱すことでデメリットが増大すると考えたほうが良いです。
そもそもラウリル硫酸ナトリウムは、ヨーロッパで石鹸の代わりに使われ始めた際に、硬水中でも泡立ちが良いことで重宝されましたが、肌荒れの患者が続出したことで次第に使われなくなっていった経緯があります。
水道水が軟水である日本では、そもそもラウリル硫酸ナトリウムでは洗浄力が過剰なうえに浸透してしまい、ノーガードで傷めつけられるようなものですから肌を洗うのに全く適していないわけです。
安物のシャンプーを使っていて肌荒れしまくっている美容師さんや、食器洗い洗浄剤で手荒れが著しいケースは、ラウリル硫酸ナトリウムと似た洗浄剤を使っていることで引き起こされやすいのです。
美容師の場合は特に、カラー剤やパーマ液などにもラウリル硫酸ナトリウムがよく登場しますので、これに接する時間、頻度が多いために手荒れリスクが極めて高くなるというわけです。
さて、そんな洗浄剤で洗うことが果たして何を解決するというのでしょうか。
シリコーンが配合されているのは、洗浄剤がダメすぎて仕上がりがバサバサになるからです。
シリコーンが悪いのではなく、洗浄剤が論外なのをカバーするためです。
乾燥やかゆみを防ぐ?という謳い文句が見られましたが、悪い冗談としか言いようがありません。このシャンプーの処方こそが乾燥と痒みを引き起こすのではないですか。
プロシリーズ、という名前も、そう名乗るのは自由ですが冗談がきついというより他ありません。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。