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簡潔に表現するなら、台所洗剤に近いシャンプーです。
食器のように、油汚れを根こそぎ落としたいという場合にはこのような脱脂力抜群の洗剤は有効ですが、
人の体や髪を洗う場合には明らかに過剰な洗浄力です。
というのも、頭髪や頭皮には適度にバリア成分が残っている必要があり、シャンプーで根こそぎ一掃していいというものではないのです。
また、
皮膚の常在菌(共生菌と言ってもいいでしょう)も肌の健康に必須な存在であるため、
強く洗浄しすぎたりむやみに殺菌することが必ずしも良いわけではありません。
このようなシャンプーは
そうした肌が本来持つ生理機能を全く無視して
とにかくひとつ残らず洗い流して殺菌しつくすことが清潔である、という概念に基づいているかのようです。
私たちの肌は使い終わった食器ではありませんから、 台所洗剤のようなものが相性がいいわけがないのです。
また、シリコン自体は肌に悪さをしませんが、シリコンを入れなければならないほど粗悪なシャンプーというのは考えものです。
そもそも洗浄剤の質が非常に低いために、 シリコンを入れざるを得ないというように見えます。
些かもおすすめしない非常に評価の低くなるシャンプーです。