Ingredient Analysis

ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム

アニオン界面活性剤 32件の商品に配合 ID: 23138
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-25

安全性
+0

素材の品質
-15

使用感
基本情報
成分名ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム
医薬部外品名ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム
慣用名・別名ラウレス硫酸ナトリウム, SLES
INCI名Sodium Laureth Sulfate
化学式C12H25O(C2H4O)nSO3Na
分子量約330〜370 Da(平均エチレンオキサイド付加数により変
由来半合成
推奨配合濃度5〜20%
適正pH域5.5〜7.5
EWGスコア5/10
EU規制規制なし
日本規制 旧指定成分 化粧品成分基準収載
カテゴリ アニオン界面活性剤
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウムの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +50
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -15
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ラウレス硫酸ナトリウム(SLES)の別称。ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)にエチレンオキサイドを付加し分子量を増大させた改良型アニオン界面活性剤。分子量の増大により皮膚深部への浸透性はSLSより低下し、刺激性は幾分緩和。一方で脱脂力・起泡力は依然として強く、頭皮・皮膚の皮脂膜や髪のキューティクルへのダメージリスクは高い。市販シャンプーで最も広く使用される洗浄基剤の一つ。安価・大量生産が可能だが、刺激懸念から敏感肌・乾燥肌への使用は要注意。旧指定成分。

ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウムの解析

ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、通称ラウレス硫酸ナトリウム(SLES)は、市販シャンプーやボディソープに最も広く配合されているアニオン界面活性剤の一つ。ヤシ油由来のラウリルアルコールを原料に、エチレンオキサイドを付加重合させて製造される半合成成分だ。

その誕生の背景には、洗浄剤の進化の歴史がある。石けんが硬水で泡立たない問題を解決したのがラウリル硫酸ナトリウム(SLS)だったが、分子が小さいゆえに皮膚深部まで浸透し、大規模な肌荒れを引き起こした。そのSLSにポリオキシエチレン鎖を付加して分子量を増大させ、皮膚浸透性を抑制したのがSLES(本成分)だ。いわば「石けん→SLS→SLES」という洗浄剤進化の系譜の産物といえる。

作用機序としては、ミセル形成による脱脂・乳化が中心。疎水基がアルキル鎖、親水基がエーテル硫酸塩という構造で、強力な界面活性能を発揮する。分子量増大でSLSほど皮膚深部に浸透しないが、それはあくまで「より悪い成分と比較して」の相対評価。表皮レベルでの脱脂力は依然として強く、頭皮の皮脂膜を過剰に除去し、乾燥・バリア機能低下・かゆみを引き起こすリスクがある。

髪への影響も見逃せない。キューティクルへの直接的なダメージや、毎日使用による慢性的な皮脂過剰除去が、乾燥毛・細毛・切れ毛につながる可能性がある。「よく泡立つシャンプー=刺激が強い」という法則はほぼこの成分に当てはまる。台所用洗剤や住居用洗剤にも使用されているという事実が、その洗浄力の強さを端的に物語る。

配合濃度は通常5〜15%程度。使用時は短時間での洗浄と素早いすすぎが推奨される。アミノ酸系・ベタイン系洗浄剤との組み合わせで刺激を緩和した処方も多い。日本では旧指定成分・医薬部外品承認成分として位置づけられており、製品への成分表示が義務付けられている。

相性の良い成分

増粘剤 保湿剤 陽イオン界面活性剤

相性の悪い成分・混合注意

カチオン界面活性剤 高濃度のアルコール

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32件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)