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エキスの部分だけ見ると美容液か育毛トニックのようなスグレモノに見えます。
育毛・白髪抑制・抗酸化・抗炎症・血行促進・清浄などの効果を期待できますね。
ただし、ベースが石鹸であることをよく考えましょう。
石鹸はアルカリ性でないと機能しませんので、このボディソープはアルカリ性だとわかります。
そこに、コカミドプロピルベタインやスルホコハク酸ラウレス2Naをプラスして洗浄力と泡立ちなどの安定性を高めています。
セテアレス-60ミリスチルグリコール、ラウリルグルコシドなども泡立ち補助剤として働くでしょう。
サピンヅストリホリアツス果実エキスはソープナッツエキスと呼ばれるように、天然の界面活性剤として微妙に洗浄力を付与します。
総合的に見ると、使用感こそ泡立ちが良くスムースなタッチとなりますが、アルカリ性の石鹸+アニオン界面活性剤なので脱脂力は強いです。
肌の弱い人にもあまり向いていません。
ボディソープですので、石鹸らしい突っ張り感を覚えるような仕上がりが好まれるがちですが、肌のためを思ったらわざわざ石鹸を選ぶのはデメリットでしかありません。
エキス類のメリットはたしかに魅力ですが、石鹸によるデメリットで帳消しになってしまっているような印象があります。