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総合点

2.65

総合ランク

2518個中 352

成分数

38

植物エキスの数

6

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0
KINS TREATMENT解析チャート シルクドリバー公式オンラインショップ
販売元による宣伝文
頭皮にも、幸せなスキンケアを。
うるおい美容液で満たされたトリートメント。
頭皮は体の中でも特に厚い皮膚が備わっています。
皮脂の量も多く、それをエサとする菌もたくさん。
だからこそ、スキンケアは丁寧に行われるべき。
潤沢な発酵成分と2種のヒト型セラミドが、肌を健やかに保ちます。

Feature

トリートメントの特徴
乳酸桿菌 / 豆乳発酵液
特殊な豆乳を厳選した乳酸菌に分解させた発酵エキス。アミノ酸を中心に400種類以上の成分から成る、地肌に潤いを与えてくれる成分です。栄養成分が豊富な、KINSが一番信頼している成分です。

ベタイン
界面活性剤による刺激を和らげ、かつ頭皮に潤いを与える成分。日々の洗髪をより優しくいたわりながら。菌たちの過ごしやすい、すこやかな頭皮を保つために配合しています。

セラミドAP・NP
2種のヒト型セラミド 。セラミドは皮脂の主要な材料となっている保湿成分です。セラミドには様々な素材がありますが、私たちのお肌がもともと持つものと似た構造のヒト型セラミドを採用しています。
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KINS TREATMENTの解説

頭皮にはとてもやさしい。だがそれと引き換えに・・

概要

  • メーカー:株式会社KINS
  • ジャンル:トリートメント
  • 注目成分: アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCl
  • 特徴:オーガニック系では健闘だが・・

どんなトリートメント?

いわゆるオーガニック系、ノンシリコン系のトリートメントです。菌ケアトリートメントという側面が強調されがちですが、実質オーガニック系トリートメントというジャンルとみていいでしょう。

一番の特徴はカチオン界面活性剤フリー。

カチオン界面活性剤がないことで起こることは、ノーダメージに近いということ。ダメージ補修能が大幅に下がるということ。

ヘアケア性能を犠牲にして安全性をとる場合に見られる処方です。

ただし、ヘアケア面でもカバーできるようにさまざまなバックアップ成分を配合しているのが特徴です。

どんなメリットがある?

一番は頭皮に塗りつけても不安がないということ。

これは、通常のトリートメントではあり得ません。なので、頭皮に良い成分の恩恵をフルに享受できるということになりますね。

例えば、セラミドや豆乳発酵液、アセチルヘキサペプチド-1のような成分ですね。肌バリアが強化され、皮脂量をコントロールしてくれますし、エイジングケアにも一役買うことでしょう。

そして、ヘアケア面でも、アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHClという成分が実はアミノ酸系両性界面活性剤で、潤滑性を向上させます。これはシリコン並に滑ります。

そして、マカデミア、シアバター、セラミドなどの油分補給効果によってさらに潤滑性とツヤを増します。

デメリットは?

やはり、ヘアケア面でカチオン界面活性剤ベースがないということで、ダメージ補修のベースを構成できないことが弱点といえます。

使用感自体はそれほど悪くなさそうですが、ダメージ部分を選択的に補修する基礎能力が低いので、ある程度髪の傷みがある方には満足度がかなり低くなる可能性があります。

また、頭皮に塗れる、頭皮に良い成分がある一方、油分も同時に多く残ってしまうことになるので、一長一短だなという印象も無きにしもあらず。

まとめ

トリートメントとしては高額であり、かつカチオン界面活性剤フリーであるKINS TREATMENTは、かなりクセのあるヘアケア製品といえます。

オーガニック系、天然由来好きの方には印象が良いでしょうが、ヘアケア、スキンケアにとってベストな選択肢となるかどうかは微妙なところ。

やはり、単純にシリコーンやカチオン界面活性剤ベースのトリートメントの即効性というのはシンプルに効果的です。それがない場合の物足りなさというのはどうしても否定できないものがあります。

この製品はとても値段が高いものですが、それ相応の説得力があるかというと、どうなのかなと思います。たしかに植物由来の成分もある程度使っていますが、基本的な骨格部分はエステルオイル(つまり人工油)ですし、このレベルの処方で半額程度の商品は結構ありますからね。

さまざまな角度から見てみても、やはり今ひとつ’買い’だと思わせてくれないのは実力不足ということなのかもしれません。