総合点
2.66総合ランク
2911個中 888位成分数
29植物エキスの数
4コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
0メーカー
株式会社KINSブランド名
KINS容量
250ml参考価格
4400円1mlあたり
17.6円KaisekiID
8352KINS SHAMPOOのKIN=菌らしいです。その名の通り、乳酸桿菌/豆乳発酵液が含まれていたり、はたまた頭皮の善玉菌を増やすような働きを期待する作りになっているとのこと。
では、さっそくどんなシャンプーなのか調べてみましょう。
ベースはアミノ酸系ココイルグルタミン酸TEA。プラス、ラウリルヒドロキシスルタインという少量で粘度を増大させる成分を添加。
ココイルグルタミン酸TEAの弱点、粘度や泡立ちの弱さを補う形となっています。
ココイルメチルタウリンNa、ラウレス-6カルボン酸Naの添加も同じような意味合いがあるでしょう。また、洗浄力をプラスする役目も果たしています。
トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコースも増粘効果があり、水っぽく泡立ちにくいアミノ酸系の弱点を強化します。
植物オイル、植物エキスが多種配合され、アラントインの抗炎症作用、パンテノールの新陳代謝促進作用もプラス。
植物オイルは香りが良く、抗炎症・抗ウイルス効果の高いネロリや、高級品種であるダマスクバラもあります。クオリティとしてはわりと高い部類だといえますね。
このシャンプーを端的に言い表すと、マイルドであるということになります。間違いなくマイルドで、そのわりに満足度がわりと高めになるように調整されている、というシャンプーです。
裏を返せば、商品説明にあった菌ケアというのは微妙なように思います。
いたずらに常在菌を死滅させない、という意味合いでは納得できますが、善玉菌を増やす、悪玉菌を選択的に減らす、というような芸当に秀でているかといえば、そこまでとは思えません。
ふつうにマイルドなアミノ酸系シャンプーだな、止まりです。
高額な部類のシャンプーであるのに、高額である理由がぱっと見わからないところですね。
ふつうにマイルドで良いシャンプーではありますが、4000円という値付けが妥当かと言われると返答に窮するのであります。
決定的なデメリットというのはありませんが、納得感は得にくい部分がありそう。
善玉菌を増やして悪玉菌を減らす、実際にそのまんまの役割をする成分というのは存在するのですが、このシャンプーは肝心のそれがないんですよね。
それでいて、低刺激なアミノ酸系で植物オイルが入っている、というありきたりな作りである、しかし4000円超え。これでは、なかなかおすすめしたくなる気持ちになれません。
単にアミノ酸系である、というだけなら半額以下で同じようなものが手に入りますし、菌ケアがより効率的にできるシャンプーというのも他に色々ありますので、わざわざ割高なこの選択肢を選ぶ理由というのが思い浮かんでこないですね。
使ってみて印象は悪くないでしょうけど、言うほど善玉菌増やせるのかどうか、疑問は残ります。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。