無印良品の化粧品といえば、エイジングケアラインがすごい、というのは定説です。
普通のシャンプーとエイジングケアシャンプーでは全然違う、ということです。
ちなみに、普通のシャンプーでさえ無印良品の場合はある程度レベルが高いのですが。
年齢とともに衰えていくさまざまな要素、これを洗いながら補っていこうというのがこのエイジングケアシャンプーです。
髪のハリ、肌のハリだったり、潤いや抗酸化能力だったり、このあたりの要素を積極的に補っていく構成となっています。
ベースの洗浄剤はアミノ酸系で、洗浄力の高さよりも潤いを取りすぎないことを重視。かといってべたつかずにさらりと洗い上げる設計です。泡立ちの不足を感じることもなく、体感的にも良い作りになっているようです。
疑似セラミドであるセラキュート、生体適合性保湿剤リピジュア2種、スーパーヒアルロン酸、コラーゲン、整肌作用のハトムギエキス、シャクヤク根エキスなど、肌の弾力を高め、髪のハリを向上し、保湿力は高く、かといって肌に刺激が少ない、実に練られた構成ですし、コストがしっかりかけられているのがわかりますね。
防腐剤あたりの設計をみても、例えばヨモギやローズマリーの力も借りて可能な限り肌への負担を減らすような形にしようという意図もみられます。
これは、あまり1000円くらいのシャンプーでは見られない手のかけようといえるでしょう。
エイジングケアを目的とするシャンプーとしては、もう十分に合格点以上といえる内容です。
洗浄剤のレベルも高く、一番はそれこそエイジングケアの部分。衰えを補う栄養素がしっかりと配合され、それらの素材はこの価格帯では見受けられないようなレベルのものが選ばれています。
よって、名前だけのエイジングケアシャンプーは世の中にたくさんある中で、しっかりと結果を残してくれるシャンプーとして価値があり、試す理由があるものということがいえます。
保湿力、弾力性の部分ではとくにレベルが一段上のクオリティですし、植物エキスのチョイスも紹介しきれていない部分でも素晴らしいものがあります。香りも贅沢な植物オイルから得られるもの。
隅々まで行き届いた作りです。これは良いシャンプーですね。
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