解析結果

無印良品 精油の香り コンディショナー イランイラン&オレンジの香り

カテゴリ:トリートメント

販売開始から 1年5ヵ月25日(541日)
無印良品 精油の香り コンディショナー イランイラン&オレンジの香り
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総合ランク

1812個中 711

総合点

3.51
3.51

1mlあたり

3.7
コスパ
2.6

カテゴリ内順位

39%以内
699位 / 1,812製品中
上位
無印良品 精油の香り コンディショナー イランイラン&オレンジの香り解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 1121 Amazonランク

@cosme 3 口コミ数

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性8件・アレルゲン8件・経皮吸収41件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 34件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
0.9 / 5
EWG スコア
平均 2.3 最高 5
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 8件
イランイラン花油・オレンジ果皮油他
アレルゲン香料
8件検出
イランイラン花油・オレンジ果皮油他
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
82%
易分解性
経皮吸収リスク
42%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 41
植物エキス 9
コスパ
2.6
安全性
2.9
素材の品質
3.8
髪補修力
1.3
育毛力
1.7
使用感の良さ
4.0
エイジングケア
3.0
ホワイトニング
2.8
保湿効果
4.5
スキンケア力
2.5
環境配慮
3.9
浸透力
4.4
即効性
5.0
持続性
4.5
ツヤ感
3.7
サラサラ感
5.0
優れた素材 0
注意素材 1
香り イランイラン&オレンジの香り
サブカテゴリ 総合
広告を含みます。

商品説明

天然由来成分100%にこだわった、香りを楽しむコンディショナー。植物から抽出した精油だけで香りをつけ、イランイランとオレンジをブレンドしたみずみずしく華やかな香り。さっぱりとした使用感でありながら毛髪をなめらかに整える。合成香料無添加・無着…
広告を含みます。

ANALYZED無印良品 精油の香り コンディショナー イランイラン&オレンジの香りの解説

無印良品の新コンディショナー、「香りと潤い」に全力を注いだ先に何が残るのか

解析チームです。無印良品が2024年12月に投入した"精油香り特化"コンディショナーを成分レベルで読み解きます。保湿力4.2点(平均比+40%)という突出した数値の裏側で、配合成分レベル1.8点という"要注意域"が同居する、複雑なプロフィールを持つ一本です。

概要:「香りと保湿は◎、でも補修力は…」の二極化スコア

解析スコア一覧(業界平均 3.0点 との比較)

総合点 2.1 / 5.0
保湿力 4.2 / 5.0 ★突出
使用感 3.6 / 5.0
配合成分レベル 1.8 / 5.0 ▼要注意
全体的な安全性 3.0 / 5.0
髪補修力 2.1 / 5.0 ▼要注意
スカルプケア力 1.9 / 5.0 ▼要注意
エイジングケア力 2.1 / 5.0 ▼要注意
コスパ 2.6 / 5.0

※3.0点が業界平均水準

スコアを俯瞰すると、保湿力4.2点(平均比+40%)と使用感3.6点(平均比+20%)が二大ストロングポイントである一方、配合成分レベル1.8点・髪補修力2.1点・スカルプケア力1.9点はいずれも「要注意域」に沈みます。これはコンセプトが"髪を直す"ではなく"香りと潤いで包む"ことに完全振り切りされた処方設計の結果です。総合ランクは2,720品中920位(上位33%圏内)と中段に位置しますが、評価指標を「保湿+香り体験」に絞れば、この価格帯(1,491円/400ml=3.7円/ml)では相応の競争力があります。ただしシリコンフリーの割に加水分解タンパク質を含まない処方は、ダメージ補修の観点ではスペックが物足りない水準です。

注目成分:5つの視点で処方を読み解く

ベヘントリモニウムクロリド/ステアルトリモニウムクロリド(二重カチオン設計)

本処方の"骨格"を担うのが、C22長鎖アルキル基を持つベヘントリモニウムクロリド(EWGスコア4、EU Annex III制限成分)と、ステアルトリモニウムクロリド(EWGスコア7)の組み合わせです。両成分ともプラス電荷を帯びており、ダメージでマイナス電荷が増した毛髪に静電的に吸着して疎水性保護膜を形成。まとまり感とすべり感を生み出します。

注目すべきはこの二剤の共存による相乗効果です。C22(ベヘン)の長鎖が均一な膜を構築し、C18(ステアリル)が膜の隙間を埋める補完構造が生まれます。一方で、ステアルトリモニウムクロリドはEWGスコア7という高リスク値で、強いタンパク変性作用を持ちます。頭皮への接触は最小限に留めるべき成分であり、特に頭皮が敏感なタイプには注意が必要です。余談ですが、EWGデータベースの精査によると、ステアルトリモニウムクロリドの皮膚刺激・毒性指摘は複数の毒性試験レポートに記録されており、コンディショナーでは「毛幹への塗布に留める」が鉄則とされています。

EWG 7(ステアルトリモニウム)
EWG 4(ベヘントリモニウム)
EU Annex III 制限(ベヘントリモニウム)

グリセリン+セラミドNP(保湿力4.2点を支える二本柱)

グリセリン(EWGスコア1)は三価アルコール構造による吸湿・保水を担う基幹成分で、50年以上の安全実績が確立しています。配合順は上位5番目と比較的高位置で、量感的にも保湿貢献が期待できます。

これにセラミドNP(EWGスコア1、旧名:セラミド3)が組み合わさることで、毛髪キューティクルのバリア補修と水分保持の相乗効果が生まれます。セラミドNPはN-ステアロイルフィトスフィンゴシンとも呼ばれる細胞間脂質成分で、毛髪のCMC(細胞膜複合体)修復に関与。スクワランおよびツバキ種子油との三者組み合わせでは、油性膜によるセラミドの揮発・流出抑制効果が報告されており(複数の毛髪科学論文で言及)、この処方はその設計を部分的に踏まえています。ただしセラミドNPは配合順末尾付近に位置しており、絶対量は限定的と推定されます。

EWG 1(グリセリン)
EWG 1(セラミドNP)

イランイラン花油/ラベンダー油/ダマスクバラ花油(香り三重奏とアレルゲンリスク)

本商品の最大のアイデンティティである精油ブレンドは、イランイラン花油(EWG5)・ラベンダー油(EWG5)・ダマスクバラ花油(EWG5)・パチョリ油(EWG4)・ベチベル根油など5種類以上の天然精油を組み合わせた構成です。パチョリ油はフレグランス業界で「ベースノート」として重用され、イランイランのフローラル感を長時間定着させる役割を持ちます。

しかし安全性の観点では見逃せない点があります。ラベンダー油にはEU化粧品規制(Annex III)でアレルゲン表示義務の対象成分「リナロール・酢酸リナリル」が含まれ、空気酸化で過酸化物を生成して接触アレルギーを引き起こすリスクが文献に複数記録されています。ダマスクバラ花油もEU Annex III制限成分です。精油アレルギーを持つ方、または過去に精油含有製品でかぶれた経験がある方は、この処方の精油密度の高さに注意が必要です。余談ですが、EUの香粧品指令2023年改正(第12次改正)によると、天然精油由来アレルゲンの規制強化は今後も段階的に進む予定で、業界全体のトレンドは低アレルゲン化に向かっています。

EWG 5(イランイラン)
EWG 5(ラベンダー)
EWG 5(ダマスクバラ)
EU Annex III(ラベンダー・バラ)

ツバキ種子油/マカデミア種子油(和の植物オイル二刀流)

ツバキ種子油(EWG1)はオレイン酸を約85%含み、人間の皮脂組成に近い脂肪酸プロファイルを持ちます。毛髪への浸透性が高く、艶感と滑らかさを付与する伝統的美容オイルで、江戸時代から「椿油」として日本人に使用されてきた実績があります。マカデミア種子油(EWG1)はパルミトレイン酸を豊富に含み、軽い使用感で「バニシングオイル」とも呼ばれるほどのなめらかな伸びが特徴です。

この二種のオイルは、セラミドNPの保持を補助する関係にあり、脂質バリアの補修サポートとして機能します。ただし両成分ともコメドジェニック度2と評価されており、頭皮への塗りすぎには留意が必要です。

EWG 1(ツバキ)
EWG 1(マカデミア)

ユズ果実エキス/ウメ果実エキス(和の植物エキス二役)

ユズ果実エキス(EWG2)はBG抽出の場合にグルコシルセラミドを含み、毛髪のCMC(細胞膜複合体)補修に関与することが報告されています。ビタミンCやペクチンによる抗酸化・収れん作用も合わせ持ちます。ウメ果実エキス(EWG1)はメイラード反応(糖化反応)阻害による抗糖化作用が主な特徴で、フラボノイドやタンニンを含む抗酸化複合体です。

ただし、この二成分は配合順が最末尾グループに位置しており、量的な寄与はごく限定的と考えるのが適当です。「エイジングケアを期待して選ぶ」用途よりも、「ブランドのナチュラル処方感を演出する意味合い」が強い配合と読めます。エイジングケア力が2.1点(要注意)にとどまっている数値とも整合します。

EWG 2(ユズ)
EWG 1(ウメ)

処方設計の読み解き

ベヘントリモニウムクロリド×セテアリルアルコールの乳化骨格は、コンディショナーの教科書的な安定処方として機能しています。ここにセラミドNP・ツバキ油・スクワランという「バリア補修トリオ」が後乗りされる構造は、保湿力4.2点を生み出す処方設計の巧みさとして評価できます。一方で加水分解ケラチン・加水分解シルクなどのタンパク補修成分が不在であるため、ダメージ毛のコルテックス(内部)まで届く補修力は期待しにくい設計です。

メリット・デメリット

メリット

  • 保湿力は圧倒的水準:4.2点(業界平均比+40%)。グリセリン+セラミドNP+ツバキ油の三重保湿設計が機能。
  • 使用感はやや良い:3.6点。スベリ感のある仕上がりはシリコンフリーでは高水準。
  • 天然精油100%の香り体験:合成香料ゼロでイランイラン+オレンジ+ラベンダーのリラックス複合香。
  • EWG1成分が主力:グリセリン・セラミドNP・セテアリルアルコール・スクワラン・ツバキ油など、安全性の高い成分が処方上位に並ぶ。
  • 無添加6項目対応:合成香料・着色料・鉱物油・パラベン・アルコール・シリコン不使用。

デメリット

  • 配合成分レベルは要注意域:1.8点。加水分解ケラチン・パンテノール等の毛髪補修成分が不在。
  • ステアルトリモニウムクロリドがEWG7:タンパク変性作用を持ち、頭皮刺激リスクが高い。
  • 精油アレルゲン多数:ラベンダー・ダマスクバラはEU Annex III制限成分。精油過敏の方には不
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