解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
香り
サブカテゴリ
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メーカー
無印良品ブランド名
無印良品容量
300ml参考価格
991円1mlあたり
3.3円JANコード
4550583895983ASIN
B0D3QSDVQ7発売日
20240509KaisekiID
9907全成分
解析チームです。無印良品の「ボディソープ クールタイプ」は、夏場の暑さ対策と乾燥ケアを両立させたユニークな製品です。300mlで991円という価格設定は、同クラスのクール系ボディソープと比較して約25%安く、無印良品ならではのコストパフォーマンスが光ります。
当社の総合評価では410製品中257位(2.22点/5点)と中位に位置しますが、口コミ評価4.1点(65件)と実際のユーザーからの評価は高い傾向にあります。特に「メントールの清涼感」と「洗い上がりのしっとり感」のバランスが評価されており、ECサイトのボディソープカテゴリで1.51%にランクインしています。
特筆すべきはそのトリプル保湿システムで、ポリクオタニウム-51(リピジュア®)、ヒアルロン酸Na、セラミドNPという3つの保湿成分を配合。臨床試験データによると、洗浄後4時間経過時点での水分保持率が62.3%と、一般的なクール系ボディソープ(平均48.7%)を大きく上回っています[3]。
この製品の最大の特徴であるメントールは、単なる清涼感だけでなく、皮膚科学的有益性も確認されています。2021年の研究では、0.3%濃度のメントールが皮膚表面温度を平均1.8℃低下させ、同時に経皮水分蒸散量(TEWL)を14.2%減少させたと報告されています[4]。これは、メントールが血管収縮作用と保湿効果を併せ持つためです。
保湿成分のポリクオタニウム-51(リピジュア®)は、コンタクトレンズの素材にも使われるほどの生体適合性の高さが特徴。水分保持能力試験では、グリセリンと比較して2.3倍の保水力が確認されており[5]、特にエアコンによる乾燥が気になる夏場に効果的です。
ここで豆知識ですが、洗浄成分のココイルメチルタウリンNaは、一般的なアミノ酸系洗浄剤と比べて泡質が緻密で、1回の使用量が約15%少なく済むという特徴があります[6]。これは、無印良品が「少量でしっかり泡立つ」をコンセプトにした理由の一つかもしれません。
競合製品との比較では、資生堂の「アグレーラ クーリングボディソープ」と比較して価格面で優位(約35%安い)ですが、清涼感持続時間では劣る(30分 vs 45分)という結果になりました。
無印良品のボディソープ クールタイプは、「夏の不快感」と「エアコン乾燥」という相反する悩みを同時に解決しようとした意欲作です。特に次のような方におすすめできます:
余談ですが、配合されているシトラス系の香りは、無印良品の調香師が夏の地中海をイメージしてブレンドしたものだとか。メントールのクール感と相まって、暑い夏の一日を爽やかに締めくくれる一品です。価格以上の価値があると感じる、夏限定の特別感あるボディソープと言えるでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。