解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
良品計画ブランド名
無印良品容量
200ml参考価格
950円1mlあたり
4.8円JANコード
4548076448860KaisekiID
8128全成分
敏感肌用のオイルクレンジングということで、これは純粋なオイルによるメイク落としといえる製品だと思います。
無印良品のオイルクレンジングは、実は界面活性剤クレンジングだったというオチでしたが、こちらの敏感肌用クレンジングはオイル感がしっかり強いタイプですね。
全成分を見ても明白なように、ベースがオリーブオイルとエステルオイルのミックス。
通常版オイルクレンジングが水ベースで、かつ非イオン界面活性剤がメインだったのに比べるとはっきりとオイルベースであることがわかります。
界面活性剤の存在感がとても薄い、ということからも、敏感肌に負担が少ないのがわかりますよね。
オリーブオイルもある程度浸透力があり、クレンジング効果が期待できる成分であるほか、エステルオイルのパルミチン酸エチルヘキシルやテトラオレイン酸ソルベス-30が優しくメイクを除去するという構成です。
オイルベースのクレンジング剤の宿命は、ベタベタ感が残ってしまう、油膜が残ってしまうというところ。
本当に純粋にオイルだけでメイクを浮かせようとするとこれが避けて通れませんが、無印のクレンジングはテトラオレイン酸ソルベスー30(非イオン界面活性剤)がミックスされていることで、ベタつき感を大幅に軽減していることがわかります。
この非イオン界面活性剤は、メイクの主成分を乳化することが得意で、かつベタつき感がないという利点がありますので、このクレンジング剤のハンドリングの良さに大いに貢献しているといえるでしょう。
非イオン界面活性剤といっても、イオン化しないため肌刺激はありませんし、脱脂力自体も激しく乾燥を引き起こすほどではなく、敏感肌用というのがわかるチョイスといえます。
細胞膜を模した保湿剤であるポリクオタニウム-51をはじめ、トレハロースやデンプン、スベリヒユエキスなど、保湿効果目的の成分も肌に優しいのが吉。
ベースのオリーブオイルもなんなら保湿剤といえますし、オイルクレンジングは肌に保湿力を残す意味では優秀といえますね。
敏感肌用ということで、たしかに安心感のあるクレンジング剤です。しかし、同時に利便性も損なわないように工夫されているのがポイントです。
メイクを効率よく落とせる工夫がされていますし、オイルベースながらベタつきにくい。ギリギリW洗顔もいらないかな、という点で便利にできているなと思います。
もちろん、完全に界面活性剤フリーでオイルだけのクレンジングが良い!という場合は選択肢に入りませんが、最低限の安心感があり、利便性も高いというタイプではかなりおすすめですね。
もっともっと速くメイクを落としたいなら、通常のオイルクレンジングを選べばOKということで、はっきりと好み別で商品選びができるようになっています。
これはこれで、需要がとてもありそうな製品だと感じました。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。