総合点
2.07総合ランク
294個中 232位成分数
19植物エキスの数
1コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
0メーカー
無印良品ブランド名
無印良品容量
100ml参考価格
1254円1mlあたり
12.5円JANコード
4550344650608ASIN
B09SYY1YFT発売日
20220221KaisekiID
9802こんにちは、解析チームです。今回は無印良品の人気商品、マイルド保湿洗顔フォームを徹底的に分析してみました。「マイルド」という言葉に惹かれて手に取った方も多いのではないでしょうか。でも、実は石けんベースの処方なんです。果たして本当に肌に優しいのか、一緒に確かめていきましょう。
無印良品のスキンケアシリーズといえば、シンプルでナチュラル志向が特徴。合成界面活性剤などの化学物質を避け、天然由来成分を積極的に取り入れています。肌への優しさを第一に考える人に人気のブランドですよね。
まず、このマイルド保湿洗顔フォームの概要をチェックしましょう。100mlのチューブタイプで、価格は1254円。コスパはまずまずといったところでしょうか。総合ランキングは275製品中231位と中位に位置しています。総合点は5点満点中2.07点と、正直厳しめの評価です。でも、洗浄力は4.9点と高めなので、汚れはしっかり落としてくれそう。保湿力は2.5点とやや物足りませんが、洗顔料としては許容範囲かもしれません。
次に、配合成分を見てみましょう。洗浄成分としては、ミリスチン酸やラウリン酸といった脂肪酸系の石けん成分が使われています。これらは皮脂に似た構造を持つため、毛穴の汚れをしっかり落とすことができます。ただ、アルカリ性が高いのが玉に瑕。肌の潤いを奪ってしまう恐れがあるんです。
一方、保湿成分としてはアンズ果汁やモモ葉エキスなどの植物エキスが配合されています。これらには保湿効果や抗炎症効果が期待できます。また、ポリクオタニウム-51という保湿ポリマーも含まれており、肌の水分を逃がしにくくする働きがあります。ただ、含有量が少なければ、あまり効果は感じられないかもしれません。
ちなみに、石けんは長い歴史を持つ洗浄料ですが、現代の視点からすると課題も多いんですよ。例えば、石けんのアルカリ性は肌の弱酸性環境を乱し、バリア機能を低下させる原因になります。また、必要以上の脂質を取り除いてしまい、肌の乾燥を招くこともあるんです。
では、このマイルド保湿洗顔フォームのメリットとデメリットは何でしょうか。メリットとしては、何と言っても高い洗浄力が挙げられます。石けん成分のおかげで、がんこな汚れもしっかり落としてくれそうです。毛穴の黒ずみが気になる人には嬉しいポイントかもしれません。
しかし、デメリットも見逃せません。最大の懸念は、石けん成分による肌への負担です。アルカリ性の石けんは、肌のバリア機能を弱め、潤いを奪ってしまう恐れがあります。特に乾燥肌や敏感肌の人は要注意。洗顔後につっぱり感を感じたら、肌が危険信号を出しているサインかもしれません。
実際、石けんによる肌トラブルは決して珍しくありません。アトピー性皮膚炎の患者さんを対象とした研究でも、石けんの使用が肌のバリア機能を低下させることが確認されています(参考:Kikuchi et al., 2006)。健康的な肌を保つには、肌に優しい洗浄料の選択が欠かせないんですよね。
ここで、肌質別にこの洗顔フォームの評価を見てみましょう。まず、オイリー肌の人は比較的使いやすいかもしれません。過剰な皮脂を取り除くのに役立つでしょう。ただ、必要以上に洗い過ぎるのは禁物。かえって皮脂の分泌が促進されてしまう可能性があります。
一方、ドライ肌の人は注意が必要です。もともと肌の水分量が少ない上に、石けんでさらに潤いを奪われてしまうおそれが。洗顔後はしっかりと保湿ケアを行うことが大切ですね。敏感肌の人も同様です。低刺激の洗顔料を選ぶことをおすすめします。
ノーマル肌の人なら、バランスを考えながら使えば問題ないでしょう。ただ、季節や体調によって肌の状態は変化するもの。自分の肌に合わせて、臨機応変に対応することが賢明だと思います。
さて、ここまで無印良品のマイルド保湿洗顔フォームについて見てきましたが、いかがでしたか。肌への優しさを謳う一方で、石けんベースの処方が功罪相半ばといった印象です。
無印良品のマイルド保湿洗顔フォームは、石けん成分を使ったシンプルな処方が特徴の洗顔料です。高い洗浄力が魅力である一方、肌への負担も無視できません。乾燥肌や敏感肌の人には刺激が強すぎるかもしれません。自分の肌質に合わせて、慎重に選ぶことが大切だと思います。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。