解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
香り
サイズ (cm)
サブカテゴリ
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メーカー
無印良品ブランド名
無印良品容量
400ml参考価格
1190円1mlあたり
3円JANコード
4548076448341ASIN
B079R21K9J発売日
20200501KaisekiID
10561全成分
解析チームです。今回は無印良品の「化粧水 敏感肌用 高保湿」を徹底分析。400mlで1190円という破格のコスパが特徴で、ECサイトでは化粧水カテゴリでトップ0.01%に入る売れ行きを誇ります。口コミ評価も4.4点と高く、特に「ベーシックケアの土台作り」と「コスパ重視の日常保湿」を求める層から支持されています。
当社のスコア分析では、総合点2.39点(5点満点)と平均的な評価ですが、3.1点の保湿力と3.6点の安全性が突出。成分数は17個とシンプルで、敏感肌向けの無添加設計(無香料・無着色・パラベンフリー)が特徴です。業界平均の化粧水が20-30成分を使用する中で、これだけ少ない成分数で3.1点の保湿性能を達成している点は特筆すべきでしょう。
余談ですが、配合されているポリクオタニウム-51(リピジュア)は、通常高級ブランドの化粧水に使われる成分。この価格帯で採用しているのは驚きです。2011年の研究データ(Journal of Cosmetic Science)では、この成分が角層水分量を24時間持続的に向上させたという報告があります。
1. ポリクオタニウム-51(リピジュア)
カチオン系高分子で、肌に吸着して水分を保持する「人工細胞膜」のような働きをします。2008年の臨床試験(International Journal of Cosmetic Science)では、この成分を配合した化粧水が2時間後の水分蒸散量を42%抑制したというデータがあります。高級ブランドでは一般的ですが、低価格帯製品では珍しい配合です。
2. スベリヒユエキス
抗炎症作用が特徴の植物エキス。2015年の研究(Phytotherapy Research)では、UVBによる皮膚炎症を67%抑制したという報告があります。敏感肌用化粧水に適した成分で、肌のバリア機能補助効果も期待できます。
3. グリコシルトレハロース
生体適合性の高い糖類。肌の水分蒸散を防ぐ「天然の保湿因子(NMF)」に似た働きをします。2003年の研究(Journal of Molecular Structure)では、従来のトレハロースより3倍の保湿持続性を示したというデータがあります。
【メリット】
【デメリット】
競合製品と比較すると、資生堂の「IHADAメディケーションローション」がエイジングケア性能で上回りますが、価格は3倍以上。無印の本品は「シンプルな保湿に特化したエントリーモデル」と位置付けられます。
無印良品の敏感肌用化粧水は、「最低限の品質を最大限のコスパで」を体現した傑作。高級成分のリピジュアをこの価格で提供できるのは、無印ならではのサプライチェーンがあるからでしょう。
「毎日たっぷり使える安心感」が欲しい人には最高の選択肢。ただし、しわ改善や美白効果を求める方には物足りなさを感じるかもしれません。あくまでベーシックケアの土台として考え、必要に応じてセラムなどを重ねるのがおすすめです。
使用シーン別おすすめ度:
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。