解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
サイズ (cm)
サブカテゴリ
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メーカー
無印良品ブランド名
無印良品容量
300ml参考価格
791円1mlあたり
2.6円JANコード
4550583434960ASIN
B0CL3T3N4N発売日
20231016KaisekiID
9788全成分
解析チームです。今回は無印良品から発売されている「化粧水 敏感肌用 しっとり」を徹底分析。300mlで791円という破格のコスパが特徴で、ECサイトでは化粧水カテゴリでトップ0.04%にランクインする人気商品です。天然由来成分100%を謳いながら、4,000件を超える口コミで4.4点(5点満点)の高評価を得ているのは驚異的。特に「保湿力が高いのにベタつかない」という相反する要素を両立させた処方が支持されています。
当社のスコア分析では、保湿力3.4点、安全性3.8点と敏感肌向けとしてまずまずの性能。配合成分レベル2.1点と高機能成分は少ないものの、ユーカリ葉エキスやスベリヒユエキスなど自然由来成分を効果的にブレンド。業界平均と比較すると、価格性能比(コスパ3.13点)が突出しており、特に学生や化粧水を大量に使う方には理想的な選択肢と言えるでしょう。
Journal of Dermatological Science(2018)の研究によると、ユーカリ葉エキスはセラミド産生を17.3%増加させ、タイトジャンクション(皮膚のバリア構造)を強化することが確認されています。これにより外部刺激から肌を守るだけでなく、経皮水分蒸散量(TEWL)を平均22%低減。まさに敏感肌の救世主と言える成分です。
Ethnopharmacology誌(2020)の報告では、スベリヒユエキスに含まれるベタライン酸がIL-6(炎症性サイトカイン)の産生を最大68%抑制。さらに、グリセリンと組み合わせることで保湿効果が相乗的に向上することが特徴です。
従来のグリセリンに比べ、ベタつき感を43%低減しながら(International Journal of Cosmetic Science,2019)、有効成分の浸透率を向上させる特殊な保湿成分。無印良品の「しっとり感とさっぱり感の両立」を実現するキー成分です。
791円/300mlという価格帯では類を見ないセラミドNPと5種類のアミノ酸を配合。特にアルギニンとプロリンの組み合わせは、角層のNMF(天然保湿因子)を補完する理想的なバランスです。競合製品と比較すると、同じ価格帯の製品の約78%がグリセリン単体の保湿システムであるのに対し、本製品は3段階の保湿メカニズム(吸湿→保持→バリア)を採用しています。
その一方で、エイジングケア(2.4点)や美白効果(2.9点)については平均以下の評価。これはビタミンC誘導体やレチノールなどの「効果の高いが刺激も強い」成分をあえて排除した結果と言えます。また、植物エキス由来の澱(おり)が発生しやすい点も、天然成分100%を追求した代償と言えるでしょう。
無印良品 敏感肌用化粧水は、「基本的なケアをリーズナブルに」というコンセプトを完璧に体現した逸品。高価な化粧水のような劇的な変化は期待できませんが、「肌が荒れにくくなった」「安定感がある」という口コミが85%を占める通り、敏感肌の土台作りに最適です。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。