Ingredient Analysis

PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン

ノニオン界面活性剤 39件の商品に配合 ID: 87281
ノニオン界面活性剤 乳化・可溶化を担う非イオン性界面活性剤
+25

安全性
+20

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン
慣用名・別名WILBRIDE S-753、ポリブチレングリコール-3PEG/PPG-8/5グリセリン、ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3B.O.)(8E.O.)(5P.O.)
INCI名PEG/PPG/POLYBUTYLENE GLYCOL-8/5/3 GLYCERIN
由来半合成
推奨配合濃度2〜10%
適正pH域3.5〜7.0
EWGスコア2/10
コメドジェニック度2/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ ノニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +25
肌・頭皮への安全性
補修力 +15
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +25
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

グリセリンにEO8モル・PO5モル・BO3モルを順次付加したトリブロック共重合型ノニオン界面活性剤。「水性保湿油」として知られ、水溶性でありながらエモリエント効果を発揮する多機能保湿剤。べたつきのないさっぱりした使用感と高い保湿持続性を両立し、幅広い処方に高配合でも安定して使用できる。

PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリンの解析

PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリンは、グリセリンを骨格として酸化エチレン(EO)8モル・酸化プロピレン(PO)5モル・酸化ブチレン(BO)3モルを段階的に付加したトリブロック共重合型の非イオン性多価アルコール誘導体。日油株式会社が「WILBRIDE S-753」の商品名で展開する専用原料であり、化粧品成分表示リスト(JP)収載成分でもある。

最大の特徴は「水性保湿油」というコンセプトにある。EOブロックの親水性、POブロックの両親媒性、BOブロックの疎水性という3種類の異なる性格をグリセリン上に巧みに組み合わせることで、水に完全に溶解しながらも油性成分に近いエモリエント感を実現している。皮膚表面に柔軟な水分保持膜を形成し、べたつきなく長時間の保湿効果を維持する点が同種の多価アルコール誘導体と一線を画す。

使用感の観点では、シリコーンのような人工的なすべり感ではなく、しっとり・さらっとした素肌感に近い仕上がりが得られる。疎水性のブチレンオキシドブロックが皮膚脂質になじむ一方、分子全体は水相に留まるため、スキンケアやヘアケアを問わず幅広い処方タイプに対応できる。アルコール・油脂・極性エステルとも相溶性が高く、処方設計の自由度が広いことも実処方上の大きなメリットである。

安全性に関しては、PEG系成分全般への懸念が一部に存在するものの、本成分は高分子量化により皮膚浸透性が低く抑えられており、刺激性・感作性の報告も少ない。コメドジェニシティは0/5と評価され、EUおよび日本において特段の規制は課されていない。推奨配合濃度は1〜7%、適正pH域は4.0〜8.0と実用範囲が広い。ヒアルロン酸やセラミドとの組み合わせで保湿の深度と持続性が相乗的に向上するため、プレミアムラインのスキンケア・スカルプケア製品への採用が増加している。

相性の良い成分

グリセリン ペンチレングリコール ヒアルロン酸

相性の悪い成分・混合注意

高分子エモリエント シリコーン系オイル

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39件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)