解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
香り
サイズ (cm)
サブカテゴリ
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メーカー
無印良品ブランド名
無印良品容量
400ml参考価格
1290円1mlあたり
3.2円JANコード
4547315258550ASIN
B010MG8VO8発売日
20200501KaisekiID
8460全成分
解析チームです。今回は無印良品から発売されている「乳液・敏感肌用・高保湿タイプ」を徹底解剖します。400mlで1290円という破格のコスパが特徴で、ECサイトでは常に上位ランキングをキープしている人気商品。特に「岩手県釜石の天然水」を使用している点や、無香料・無着色・パラベンフリーというシンプルな処方が支持されています。
当社の分析では、総合ランクは672製品中456位と平均的ですが、安全性は3.7点と高評価。特に注目すべきは口コミ評価で、5796件のレビュー中4.4点という驚異的な数値を記録しています。業界平均の3.8点を大きく上回るユーザー満足度ですね。
保湿力は3.1点とまずまずで、乾燥が気になる敏感肌の方には◎評価。ただしエイジングケア(2.1点)やホワイトニング効果(2.9点)は期待薄なので、これらの効果を求める場合は他製品との併用がおすすめです。
この乳液の最大の特徴は、スベリヒユエキスを配合している点。2018年のJournal of Ethnopharmacologyに掲載された研究では、スベリヒユエキスに含まれるオメガ-3脂肪酸が皮膚バリア機能を28%向上させたというデータがあります。抗炎症作用も確認されており、赤みやかゆみを抑える効果が期待できます。
もう一つの注目成分がポリクオタニウム-51(リピジュア)。この成分は肌に吸着して水分を保持する「人工細胞膜」のような働きをします。臨床試験では、この成分を配合した製品を使用したグループが、使用しなかったグループに比べ24時間後の水分保持率が17%高かったという結果が出ています(Skin Research and Technology, 2015)。
【メリット】
【デメリット】
競合製品と比較すると、高級ブランドの乳液に比べ機能性成分は少ないものの、安全性とコスパでは圧倒的優位があります。例えば某高級ブランドの乳液(50mlで1万円前後)と比較して、1mlあたりの価格は約1/20。保湿力も3.1点vs3.9点と、そこまでの差はありません。
無印良品の敏感肌用乳液は、シンプルで安心できる処方を求める方にぴったりの商品です。特別な効果は期待できませんが、「基本的な保湿を安全に、安く済ませたい」というニーズには最適解と言えるでしょう。
特にこんな方におすすめ:
余談ですが、スベリヒユは「ポーチュラカ」とも呼ばれ、世界中で食用や薬用に使われてきた歴史があります。こんな身近な植物が実は優れたスキンケア成分だったなんて、自然の恵みは本当に不思議ですね。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。