NOTOMANIA8 ノトマニア8
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
(株)NOTOMANIAブランド
NOTOMANIA8容量
380ml参考価格
3980円1ml単価
10.5円JAN
4573360720025ASIN
B01N7I4BQT発売日
20231031ID
10678
全成分
【アミノ酸＆ノンシリコンで優しくいたわる！！】「ココイル加水分解ケラチンK」「ラウロイル加水分解シルクNa」「ココイルメチルタウリンNa」などのアミノ酸系界面活性剤とノンシリコン処方で出来上がった濃密泡が、ダメージを受けやすい髪と地肌をいたわりながら優しく洗い上げます。
【髪と地肌のうるおいをキープ！！】「海藻エキス」「ホホバオイル」「5種セラミド」「加水分解ローヤルゼリータンパク」などの保湿成分を豊富に含んだ濃密泡が、乾燥しがちな髪と地肌にうるおいを与え、シャンプー1本でパサつきやカサつき、皮脂の過剰分泌を抑制します。
【毛穴の詰まりすっきりクリア！！】「チャ葉エキス」「カキタンニン」などの収れん成分を豊富に含んだ濃密泡が、頭皮の嫌な臭いや毛穴詰まりの原因となる皮脂や過酸化脂質を取り除き、ベタつきの少ないすっきりキレイな頭皮を保ちます。
【フケかゆみを抑え地肌をすこやかに保つ！！】「グリチルリチン酸2K」「アラントイン」「ビワ葉エキス」「オウゴン根エキス」などの整肌成分を豊富に含んだ濃密泡が、フケやかゆみの原因を抑制し、地肌を美しくすこやかに保ちます。
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これ以上のスペックを求めるのは、酷です。業界のバグと化した『NOTOMANIA8』徹底解剖
NOTOMANIA8（ノトマニア8）徹底解剖
解析チームです。今回取り上げるのは、3,000種以上のシャンプーデータベースの中で「総合4位」という、異常値とも言えるスコアを叩き出した『NOTOMANIA8』。一言で言えば「全部乗せの欲張りセット」です。通常、育毛系とダメージケア系は成分構成が相反するため両立が難しいとされていますが、この製品はコスト度外視でその矛盾を強引に解決しに来ている印象を受けます。「洗う」ことよりも「残す（補修・育毛成分を）」ことに執念を燃やした、開発者の狂気すら感じる一本について、客観的データに基づき解説します。
概要：バグレベルのハイスペック
業界平均を置き去りにする「5点満点中の7点」
まず、このスタッツを見てください。解析ドットコムのアルゴリズムが弾き出した数値は、通常の評価軸を破壊しています。特に「配合成分」と「安全性」において、理論上の満点を超過しています。
注目の成分：もはや「洗う育毛剤」
成分表の上位から下位まで、隙がありません。ここでは特に「プロが二度見するレベル」の5つのスター成分をピックアップします。
ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド
通称：擬似ミノキシジル
発毛成分として有名な「ミノキシジル」と近似した構造を持つ成分。血管拡張作用による毛母細胞への栄養供給をサポートします。医薬品ではないため副作用のリスクが抑えられており、化粧品枠で配合できる成分としてはトップクラスの育毛期待値を持ちます。
キャピキシル（アセチルテトラペプチド-3 + アカツメクサ花エキス）
通称：脱毛抑制の守護神
カナダのLucas Meyer Cosmetics社が開発。AGA（男性型脱毛症）の原因となる酵素「5αリダクターゼ」の抑制効果が期待される成分です。研究データではミノキシジルの3倍の効果を示唆する報告もあり、毛包の固定力を高め、抜け毛を防ぐための「守り」の要です。
ヘマチン
特徴：黒い液体の正体
血液中のヘモグロビン由来成分。髪の主成分ケラチンと瞬時に結合し、傷んだ髪を補強します。さらに、白髪の原因となる「活性酸素」の除去や、パーマ・カラー後の残留薬剤除去など、エイジングケアにおいて極めて多機能な働きをする、玄人好みの実力派成分です。
ペリセア（ジラウロイルグルタミン酸リシンNa）
特徴：1分間の奇跡
世界初のジェミニ型両親媒性物質。塗布後わずか1分程度で毛髪内部に浸透し、ダメージを修復します。洗い流しても効果が持続するため、シャンプーのような「すぐ流す製品」に配合されていることに大きな意味がある成分です。
ここで豆知識：原価の話
洗浄成分として配合されている「ココイル加水分解ケラチンK」や「ラウロイル加水分解シルクNa」は、1kgあたりの単価が一般的な洗浄剤の数倍〜十数倍もする超高級素材です。「汚れを落とす成分」自体が「補修成分」で出来ているため、洗っている最中から髪の手触りが変わる現象が起きます。
メリットとデメリット
メリット
- 育毛 × 補修のハイブリッド 頭皮ケアとダメージケアを別々に買う必要がなくなります。
- 圧倒的な低刺激性 アミノ酸系の中でも特に上質な成分のみで構成されており、敏感肌でも安心値が高い。
- ボリュームアップ効果 ヘマチンやケラチン洗浄剤の効果で、猫っ毛でもハリ・コシが出やすい。
デメリット
- 洗浄力がかなり低い 数値2.5はかなりマイルド。整髪料を多用する人や、脂性肌の人には物足りない可能性大。
- 価格の壁 3,980円はシャンプーとしては高額帯。ただ、中身を考えればコスパは異常に良い。
まとめ
「3,000円台で買える"若返り装置"」
率直に言います。この価格帯でこれ以上のスペックを求めるのは酷です。解析結果（総合ランク4位/3036製品）が示す通り、中身は数万円クラスのサロン専売品と殴り合えるレベルにあります。
特に、「最近髪が細くなってきた」「将来の薄毛が怖いけど、バシバシになる育毛シャンプーは嫌だ」という層には、現状これ以上の選択肢を見つけるのは困難でしょう。洗浄力が低いため、"予洗い"をしっかり行うことだけが条件ですが、それさえクリアできれば、あなたのバスタイムは最高のヘアエステに変わります。
推奨レベル
- ◎ 40代以降のエイジングケア（細毛・ボリューム不足に最適）
- ◎ ダメージ毛の補修（カラー・パーマの繰り返しに）
- △ 10代〜20代の脂性肌（洗浄力が足りない可能性あり）
- △ ガチガチの整髪料ユーザー（2度洗い必須）
株式会社アナリスタ
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。