解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
P&Gブランド名
ハーバルエッセンス容量
400ml参考価格
1058円1mlあたり
2.6円JANコード
4902430867108KaisekiID
7204全成分
ひどいものです。ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Naが2トップで並ぶ超強力な脱脂力のシャンプー。洗浄力だけでなく、浸透性も非常に強いため根こそぎ肌バリア成分を除去してしまいます。
シリコンすら配合せず、さらに刺激性を伴うメントール、ハッカの添加により肌は相当にダメージを受けそう。根こそぎ洗浄されて、しかも直接的に刺激のある清涼成分が直撃しますからね。
ラウリル硫酸Na、キシレンスルホン酸Na、変性アルコール・・・という並びは日本で売られているハーバルエッセンスと何ら変わりなく、海外から来たとは言え全くボタニカル感のない、ハーバルエッセンス感しかない中身です。
これなら、日本でどこでも売っているハーバルエッセンスを買ったほうがコストパフォーマンスという点ではマシなようですね。というか、美容を考えたら最悪な選択肢の1つですし、あえて使う理由がないのではと思います。
非常に残念に思うのは、これほど時代遅れでデメリット盛りだくさんなシャンプーが楽天ランキング10冠を達成した、らしいのです。無知は罪、とはよく言ったものですが、いくら安くて有名なブランドだからって、このレベルまで落ちたらダメでしょう。ある意味でシリコーンが悪役みたいに見られるのはこういうシャンプーに助っ人として使われたのが原因であって、洗浄剤が粗悪すぎてダメなのが問題なのです。むしろ、シリコーンがなければ使い物にならないレベルってことです。
何も高価な純アミノ酸系シャンプーを全員が使うべき、とは言いませんが、安物買いして髪と頭皮をボロボロにすることも同時にオススメできません。このシャンプーは今どき珍しいくらいに皮膚を浸透するほど分子量が小さく、激しく脱脂する特徴を持ったシャンプーであり、それをシリコーンでごまかして手触りをよく感じさせているのが実態です。変性アルコールのような粗悪な素材を使ったりする点も、価格以上に安物感を漂わせています。
皮膚と髪を少しでも大事に、美しく保ちたいとお考えであればまず使うべきではない商品の1つと強調します。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。